子どもがなりたい職業ランキングから見えるもの【男子は夢、女子は幸福】

考察

あなたは子どものころ、どんな職業になりたかったですか?そしてなりたかった職業に今就いていますか?

もしくは、自分のお子さんにある職業を就かせたい、とお思いの親御さんもいらっしゃるかもしれません。すでになりたい職業を目指して努力を積んでいる子もいるでしょう。

「子どもがなりたい職業」について、各種調査機関がランキングを発表しています。その時代その時代の世相を反映した職業が上位にランクインされています

今回は、日本FP協会が毎年発表している小学生の「将来なりたい職業」の2018年度版をご紹介しながら、現代の子どもたちのなりたい職業について考察していきたいと思います。

今回の記事で、

子どものなりたい職業に共通するものは何か?
男女で違いはあるか?
なりたい職業に実際就くようになるには?

がわかりますので、ぜひお読みいただければと思います。

 

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「将来なりたい職業」ランキング発表

出典:小学生の「将来なりたい職業」集計結果

ファイナンシャル・プラニングの普及啓発に取り組む「日本FP協会」は、2018年版の小学生の「将来なりたい職業」ランキングを、2019年4月19日に発表した。

今回1位になったのは、男子が「野球選手・監督」、女子が「パティシエール」。いずれも前年2位から順位を上げ、2012年以来6年ぶりの1位に返り咲きました。

毎年公表される小学生の「将来なりたい職業」ランキングは、日本FP協会が毎年実施している「小学生『夢をかなえる』作文コンクール」において、小学生が応募した作品に描かれた将来の夢(なりたい職業)を集計し、順位付けしたものです。

2018年の作文コンクールには2,469点の応募が寄せられ、その中に描かれた「将来なりたい職業」は男子196種類、女子222種類にのぼりました。

このコンクールについて、日本FP協会のHPでは以下のように紹介しています。

当協会では、全国の小学生を対象に「将来の夢」をテーマにした「小学生『夢をかなえる』作文コンクール」を2007年度より毎年実施しています。このコンクールの応募作品に書かれた「将来なりたい職業」の結果を男女別に集計しました。

なお、本コンクールは、将来の夢を実現するための道筋と、そのためにはどのようなお金が必要かを考えた「ライフプランシート」を作るとともに、将来の夢について感じ、考えたり、思い描いたりしたことを「作文」にまとめ、これらをセットで応募するものです。

出典:日本FP協会

つまり、このコンクールは「ライフプランシート」と「作文」を募るという形式なので、なりたい職業に対してそれなりの計画を立てながら夢見ている、いわゆる「夢に真剣」に向き合っている子が応募することになります。

「ただなんとなく」ではなく、積極的に「その職業に就きたい」という意志を作文にしたためて応募しているため、子どもたちの「思いの強さ」を反映したデータになっていると思います。

よって、私の考えとしては、数多ある「子どもがなりたい職業」の中でも、子どもたちの「なりたい」思いが強い職業が上位に並ぶという点で現実性があり、結果に信ぴょう性があるランキングになっています。

 

将来なりたい職業に共通する思い

将来なりたい職業は、男女別になっていて、違いが顕著で興味深いのが毎回の特徴です。

男女別に、ランキング結果について分析していきましょう。

男子

改めて、上位10職種をご紹介します。

1位:野球選手・監督など
2位:サッカー選手・監督など
3位:医師
4位:ゲーム制作関連
5位:会社員・事務員
6位:ユーチューバー
7位:建築士
7位:教師
9位:バスケットボール選手・コーチ
10位:科学者・研究者

プロスポーツ選手が上位に入る傾向が今回も見られました。ここ数年でランクは常連になった「ユーチューバー」を含め、男子にとって「なりたい」職業は「あこがれている」職業に近いことがうかがえます。

「あこがれ」は「夢」に直結します。つまり、

 

あこがれの職業に
就くということは
「夢が叶う」ということ

になります。

女子

続いて女子の部の上位10職種をご紹介します。

1位:パティシエール
2位:看護師
3位:医師
4位:保育士
5位:教師
6位:薬剤師
7位:獣医
8位:ファッションデザイナー
9位:美容師
10位:助産師

特徴として、「医療系」の仕事が5つと、10種中半分を占めます。これは男子には見られない傾向です。

これらは命を救う職業であり、「世の中の役に立つ」仕事の代表格と言えるでしょう。人々の健康に貢献することは、幸福に生きることを手助けする行為です。つまり、

 

自他の幸福に寄与する仕事に
女子は魅力を感じている

ことがわかります。

 

なりたい職業に就くためには

このコンクールの応募作品では、小学生が高い志をもってなりたい職業を目指すひたむきな姿が描かれています。全員がなりたい職業をゲットするかはわかりませんが、ひとりでも多くの子が志を果たすことを願ってやみません。

男女問わず、なりたい職業にたどり着けるために大切なことがあります。今回は2点ご紹介します。

自分の強みを知る

自分の強み、すなわち得意分野を活かせる仕事が、あなたに必要とされる仕事です。

そしてあなたのなりたい職業が、自分の強みを活かしたものであれば、心置きなくその強みをとことん伸ばしていきましょう

ただ、強みを活かせた仕事であっても、性格的な向き不向きも絡んできますので、性格を含めた自分の特性を把握したうえで、なりたい仕事を選ぶのが得策です。

出会いを大切にする

なりたい職業には、自分ひとりの力だけではなれません。あなたをなりたい職業へ導く誰かと出会う必要があります。

チャンスは人を通して運ばれます。あなたに仕事をくれる人の目に留まるためには、積極性、そして謙虚さが必要です

しかしそれだけではなく、すでに出会っている人の中の意外な人が、思わぬ形であなたにチャンスをくれることがあるかもしれません。なので、すべての出会いをないがしろにしてはいけません。

 

おわりに

子どものころになりたかった職業が大人になって実現したとしたら、それはとても幸せな人生です。

一方で、今している仕事が子どものころになりたかった職業ではなくても、充実した日々を過ごしている人はたくさんいるでしょう。

人生に答えはありませんが、今なりたい職業を明確に描いている小学生のみなさんは、ぜひ望みをかなえていただきたいものです。

 

 

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