社会に出て働きだすと、いろいろな出来事を経験し、さらに様々な人間関係に翻弄されて行きますが、そんな中で変わらずにいてくれる旧友の存在って、ありがたいですし癒しにもなりますよね。
このような経験はないでしょうか?
久しぶりに会う友人がいるとして、実際に、会ってみると、

昔と変わらないキャラクターのままだったから、何となくホッとした。
というような経験です。
もう知り合って長い年月が経ち、見た目的にはだいぶ年を重ねてるように見えても、性格的にはあの頃のままで変化がない、ということです。
ということですね。
昔の記憶のままの彼や彼女が目の前にいてくれると、いい気分を味わえます。
それは、自分を取り巻く状況が刻々と変化していく中で、変わらないでいてくれたものに触れて、安心感を得られるからです。
今回は、人間の変わらない部分についてお話しをしていきたいと思います。
人間が変わらない部分とは何か?
人間は、生活環境や人間関係などによって、思考、いわゆる物の見方や考え方は変化していきますが、どうしても変えられないものがあります。
それが、
これは変わることなく、残り続けます。
具体的にいうと、外向性と内向性です。
簡単に言うと、
・一人でいる方が楽、という気質が内向性です。
これは幼児までに形勢されると言われ、その後も変わらず残り続けます。
この、外向性と内向性を核として、様々な経験を経て人格は形成されて行くというわけです。
久々に再会した人が「変わらない」と感じるのは、その人の持って生まれた気質、すなわち外向的な部分か内向的な部分かが、記憶に焼きついてるからです。
当然だからその人も、紆余曲折の人生を歩んでいるわけであり、物の見方や考え方は、当然ながら変化しています。
大切にしている価値観もまた、変わることがあったでしょう。
しかし、長い年月を経ても、変わらずに持ち続けているキャラクターに触れると、懐かしさも加わって、昔のままで接することができるありがたさが湧いてきます。
生まれながらのキャラクターを、その人の「良さ」として、再認識するというわけなのです。
わたしたちは、自分の性格が気に入らなかったり、あの人みたいな性格だとよかったのに、と思うことはよくあります。
しかし、他の人には、あなたが嫌だと思う部分を、逆に好意的に受け取ってくれていることが、多々あります。
あなたのもって生まれたキャラクターが、評価されることも、あるのです。
自分の性格を嫌がるのは、あなただけの思い込みであることも、よくあることです。
ですので、あなたの生まれながらの性格、気質は、あなたの一生の財産であり、その性格を受け入れ、安心感を得る人も確実に存在します。
その性格を素直に認め、世のため人のために役に立てる道を、模索していけばいいのです。
おわりに
変わらないでいてくれる、と認識するということは、あなたにとって大切な人でもあります。
そのような人を、これからも大切にしていきましょう。