「品格」の意味とは何か?品格を備えた人とはどんな人か解説

考察
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こんにちは、おかもとたかし(@tak_okam)です。

昨今、「品格」という言葉がよく取り沙汰されるようになりました。

元々あった言葉ではありますが、近年使用頻度が増えているように感じられます。

 

あの人は上司としての品格に欠ける。

とか、

ファンがたくさんいるんだから品格を身につけてほしい。

というように、しかるべき重要な立場にある人や、影響力の大きい人に対して、その地位に相応しい品格を求める風調が強くなっています。

パワハラやセクハラに対し世間の目が厳しくなり、経済が停滞する中で成果よりも人間性が評価され、企業にもコンプライアンスが求められている時代ならではなのかもしれません。

とはいえ、品格って本当はどんな意味なのか、あまり知られていないんですよね。

「品格」とは実につかみどころのないもので、本来の意味もよく浸透していないのに、言葉だけが独り歩きして、誰かを非難したりするときに頻繁に使われているのが実情なのです。

というわけで今回は、品格の意味を確認するとともに、品格のある人とはどういう人かについても解説していきたいと思います。

 

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品格とはどんな意味?

そもそも、品格とはどんな意味なのでしょうか?

デジタル大辞泉にはこう記されています。

その人やその物に感じられる気高さや上品さ。品位。「品格が備わる」

出典:デジタル大辞泉

たしかに、気高さや上品さといえば高級なイメージですね。そして重要なのは「感じられる」という部分。

「感じられる」ということは、あくまでも主観的な見方であって、そこに客観性はありません

つまり、自分にとっては「品がある」と思っている人やモノでも、他の誰かにはそう思えない、ということはよくあります。その逆もしかりですよね。

なので、「品格」には、普遍的で明確な基準というものはありません。

あくまで、それが人であろうと何であろうと、ある対象に対する品位は、見ている人の感性に委ねられていているということです。

たとえあなたが「この人は品格がある」と主張しても、それを聞いた全員が同意してくれるとhさ限りません。

逆に、「あの人品格があるよね」といわれても、どうもしっくりこない…ということもあるでしょう。

私たちは、一人一人、異なる感性を持っていますので、人の数だけ、品格が存在することになるわけです。

なので、何を以って「品格がよい」とするかは、人によって判断が異なるわけです。

 

品格がある人とは?

しかし、すばらしい品格を持った人物、と誰からも評価される人がいる、ということも、また事実です。

品格の基準は人それぞれ違うはずなのに、誰からも一様に、品格を称えられている人には、どのような特徴があるのでしょうか。

 

キーワードは、「あこがれ」です。

あこがれとは具体的に言いますとこういうことです。

・この人のようになりたい。
・この人を見習いたい。

というように、自分にない人格を兼ね揃えていて、その人格にあこがれている人がたくさんいる人、それが品格を備えた人物、と言えるのです。

今風に言えば、憧れの対象になっているインフルエンサー、といったところでしょうか。

品格の基準は人それぞれ違いますが、自分もそうなりたい、そうありたい、と思わせる人が、偉大な人物として、評価を受けるというわけです。

逆に、品格とはこういうものだ、と明確な基準、定義を求めてしまうと、いつまで経っても、その理想に100%かなった人物が現れない、というジレンマに陥りがちになります。

時代と共に価値観も変わるように、いわゆる「立派な人格を備えた人」というものも、時の移り変わりとともに変化するもの。

例えばかつて昭和の時代では、「熱血漢」と呼ばれる人はそれなりのステータスがありました。体罰をも辞さない「熱血指導」が一定の評価を受けた時代もあったのです。

もちろん今ではアウト。さらにパワハラとして非難を受け、処罰の対象になることすらあります。

だからこそ、いつの時代でも「あこがれ」られる人こそが「品格ある人」として讃えられることになるわけです。

 

おわりに

今顔は、品格のある人とは、明確な基準というものは存在してなく、時代によって移り替わるということをお話してきました。

私たちはついつい有名人やそれなりの地位の人に対して「品格」を求めがちになるわけですが、その品格とは具体的に説明するのが難しく、実にふわふわしたものなのです。

品格を備えた人は、前もって理想的な振る舞いを押し付けられるのではなく、日ごろの言動や立ち振る舞いによって、「品格がある」と多数の人に「認識される」のが現実です。

なるほどこれが品格がある人なのか、と後から気づくのが、本来のあり方です。

自分もああなりたいと、あこがれるほどの人格にふれ、ああ、これが品格なのかと、実物を目の当たりにしてようやく理解されることができるものなのです。

品格とは、求めるものでなく、思い知らされるもの、というわけなのです。

 

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