こんにちは、おかもとたかし(@tak_okam)です。
人生とは勝ったり負けたりの連続だとよく言われます。
確かに私たちは若いころから様々な勝負事を経験しますよね。
代表的な例が受験です。志望校合格という勝利に向けて勉強に励みますよね。
合格という勝ちを収めると、嬉しいのはもちろん、頑張った自分が誇らしくおもいます。
その反面、負け=不合格を味わうと、強烈な挫折感に見舞われることになります。
ビジネスだって基本的には勝負事と同じ。満足いく売り上げを達成したら勝ちですし、思うように数字が伸びず、事業が傾くようなことになると、残念ながら敗北と言っても仕方ありません。
そしてここからが本題ですが、人間には勝負事が好きな人がいれば嫌いな人もいます。
今回は、勝負事が嫌いな人に向けたお話になります。
勝負事が嫌いな人の最適な生き方は何か?ということですが、結論はタイトルの通りです。
今回は、上記の理由に加え、勝負事が苦手な人の定義と、具体的な生き方の例をご紹介していきます。
どうぞ最後までお読みいただければと思います。
勝負事が嫌いな人はどんな人?
そもそも、勝負事が嫌いな人とはどういう人なのでしょうか。
3つの特徴をお知らせします。
人と競争するのが嫌いな人
勝負すること、とはすなわち誰かと何かを競うということです。
この、誰かと争うという行為そのものに嫌悪感を抱いている人は、勝負事は好みません。
別に争ったりしないで、仲良くすればいいじゃない?という思考に落ち着きます。
勝ち負け=優劣をつけられる、という先入観もあるので、そのような状況に身を置くことを避け続けます。
競ってまで何かを得ようとは思わない人
できることなら、誰かと競うことなしに何かを手にしたい、という思考をする人のことです。
かくいう私もその1人で、負けるのも嫌だけど誰かを差し置いて勝つという行為もあまり好きになれないので、結果的に勝負事が嫌いになるというわけです。
競争しないで済むならそれに越したことはない。競争しないと手に入れないようなものなら、そのレースから降りる、ということですね。
典型的な例は恋愛における三角関係ですね。恋敵と競い合いたくないと、自分の本音、すなわち「好きな気持ち」を押し殺して恋のレースから降りるタイプの人がいます。あなたもそのタイプかも?私もそうです(笑)。
勝った時に申し訳ない気持ちになったりする人
自分が勝つということは相対的に誰かが負けるということ。
逆に誰かとの勝負に敗れると、あなたは辛い敗者の立場を味わうわけですね。
敗者の気持ちを思いやりすぎるがあまり、自分が勝者になることに後ろめたさを感じる人は少なからず存在します。
勝者と敗者が明確に分かれる勝負事をすることによって自分が何らかの得をしても、誰かが悔しい思いをし、ときには損害を被る、という現実が心地よくないのです。
勝負事が嫌いな人の最適な生き方とは?
これからは、そのような勝負事が苦手な人が、生き抜くために考え方をお伝えしていきます。
冒頭で、勝負事が嫌いな人の最適な生き方とは「共感性」を活用すること、とお話ししましたよね。
本章ではその理由についてご説明します。
共感性の活かし方
争うのが苦手な人の共通な特徴として、「相手の気持ちを思いやる」というものがあります。
別の言い方をすれば、人に対する共感能力が高いということです。
これは、時には非情に徹する必要に迫られる勝負の世界では、マイナスに働きます。
勝てる勝負をしていたのに、相手へのいたわりの情が入ってしまうと最後に手を抜いてしまい逆転を許す、ということがスポーツの世界ではよく起こり得ます。
相手に共感しやすい人は、勝ち負けが伴う環境には向いていないのです。
そのような人がいるべき活躍の場は、競争社会ではありません。
人を思いやり、励まし、勇気付け、成功を後押しするポジションです。
詳しくは具体例として後述します。
競争に晒されない場所を確保する
これは重要ですね。競争したくないなら競争を強いられるような環境におかないということです。
とてもシンプルな話です。
みんなが仲良く共に自分の価値を高め合う環境が最高なのは言うまでもありません。
スポーツ選手など常に他者との競争に晒される世界は例外として、一般的な人は、自分にとって快適な環境を選択することができます。
相手を蹴落としてでも這い上がるような社会がどうしても受け入れられない人は、誰もが勝者になれるwin-winが溢れる環境に思い切って移りましょう。
勝負事を避けて幸せに暮らす具体例
勝負事が嫌いな人は、最前線で競争に晒されるポジションではなく、
これが、幸せに暮らすために大切な要素です。
もちろん、競争する人を否定するのではありません。勝利し続けた成功者は賞賛されてしかるべきです。
勝負事というのはこの世の中から消えることはありません。いつの時代でも競争社会は必ず存在します。
競争に立ち向かう人を励まし、競争に敗れた人をいやすポジションが、勝負事が嫌いな人の出番です。
前章で述べた、人を思いやり、励まし、勇気付け、成功を後押しするポジションがまさにそれです。
あなたが会社員であろうと、公務員であろうと、フリーランスであろうと、経営者であろうと、「人を応援する」というマインドはどの分野でも通用します。
誰かと競わなければいけないと追うストレスから解放され、「みんなが幸せになれたらいい」というポジティブな気持ちが行動のモティベーションになるのです。
おわりに
勝負事が嫌い、ということは特にビジネスの世界ではウィークポイントに捉えられがちです。
しかし、逆の発想で、勝負事が嫌いだからこそ力を発揮できる居場所も必ずあるということです。
誰かを応援し、幸せを願うのはとても尊いこと。勝ち負けに翻弄されないあなたの活躍の場をぜひ切り拓いていただきたいと思います。