在宅勤務をしている方、お仕事ははかどっていますか?
お仕事へのやる気はみなぎってますか?

家にいると、会社の時と雰囲気が違って、
何か集中できないんだよね~。
とか、

よくしゃべる職場の同僚と
一緒じゃないから寂しくて…。
と、なかなかやる気を出せないでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
やる気が出ない人は、大きく分けて以下の3つに該当します。
まずは、自分が今この3つのどれに当てはまるか見極めることが重要です。

3つとも当てはまるな~。
という方は、順位付けをして、1番目に来たものとまず向き合ってください。
今回は、この3つの項目ごとに、
・やる気になるための解決法
をお伝えしていきます。
どうぞ最後までお読みいただければと思います。
自宅で仕事をする気になれない
まずは、自宅というプライベート空間で働く、ということに抵抗があり、慣れることができないでいるケースについてお話します。
原因は?
この手の状況に陥る人は、「仕事とプライベートを明確に区別するタイプ」です。
会社に出勤することで、思考が仕事モードに切り替わる、というのは大半のビジネスマンに共通することではないでしょうか。
なので、「プライベート空間で仕事をする」という行為自体が性に合わない、という方は、在宅で働くということ自体が至難の業です。
そして、もう一つの原因として見逃せないのは、家族と顔を合わせ続けないといけない、ということです。
妻や夫、子どもたちと常に一緒に居なければいけないことで、家事にも追われますし、家族の姿がどうしても気になり、肝心な仕事に集中できない、ということがあります。
特に夫婦関係は、ある程度の距離感があったから良好な関係を保てる、ということが往々にしてあります。
在宅勤務のためとはいえ、四六時中一緒にいる、となると…

妻があれやってこれやってってうるさいんだよ!
とか、

旦那がずっと家にいるのが鬱陶しくて、ストレスが溜まるの!
などと、お互いに不満がタラタラになってしまいますね。
なので、対策が必要になってきます。
解決法は?
今から対処できる解決法は、もはやひとつしかありません。それは、
ということに尽きます。具体的には、
・コワーキングスペース
・図書館などの公共施設
などを利用することです。
上記の施設のどれにするかは、性格によって向き不向きがあります。
また、必要機材やオンライン会議の有無などによっても、使用に適した場所が変わってきます。
家族の影響を受けない場所に行って、仕事に集中できるスペースを、早い段階から確保しましょう。
ひとりで仕事をする気になれない
家族との関係が良好でも、または家族の邪魔が入らないひとり暮らしであったとしても、自宅の中の個室で一人で作業をする、ということに抵抗感を感じる人は少なくないでしょう。
また、周りに誰もいないことでハリがない、行動をチェックされないのでだらけてしまう、ということもあります。
原因は?
会社の中で同僚に囲まれて仕事をする、ということが当たり前になっていると、急に一人ぼっちで仕事をする、と言ってもすぐには対応できないのは当然です。
何年も、人によっては何十年もこびりついた習慣を急に改めるのは至難の業であることは言うまでもありません。
さらに、オフィスワークでは何かと「協調性」が求められ、お互いに助け合って仕事をしたり、共にプロジェクトを遂行したりしてきたと思います。
「まわりに誰かがいてくれる」というのは、働くうえで想像以上に安心感を与えていたのです。
解決法は?
在宅勤務になっても、会社の人たちの人間関係が立たれるわけではありません。
LINEやFacebookグループだったり、チャットワークだったりと、オンラインで交流を続けるわけです。
なので、
「つながっている」という意識を保ち続けることができます。
そして、毎日は会わなくなったことで、「たまに」会うときに絆は深まりやすいもの。
むしろ今までが、頻繁に顔を合わせすぎていた、と気づくことができます。
リモートワークの長所に注目して、むしろ人間関係をより良好にするチャンスと捉えてみてはいかがでしょうか。
仕事そのものをする気になれない
これは根本的な問題と言えるでしょう。
仕事そのものへの興味・関心が薄れる、という問題です。
原因は?
大きく2つ考えられます。
・リモートワークのワークスタイルについていけない
・仕事そのものに飽きてきている
解決法も、それぞれ異なります。
解決法は?
・環境の変化に戸惑い仕事に熱意が持てない
これは時間をかけて慣れるしかありません。
ポイントは、完璧主義に陥らないこと。
最初から完璧にこなそうとせず、「できることを1日ひとつづつ増やす感覚」で臨めば十分です。
素早い成果を求められると焦りますが、急に職場環境が変わったところで頑張りすぎると、メンタルに悪影響になるので注意が必要です。
・リモートワークのワークスタイルについていけない
リモートワークがどうしても性に合わない、という場合は、仕事に置いていかれて立場が苦しくこともあるので、在宅勤務でない部署への転換を申し出るか、転職も視野に入れていいでしょう。
「自分らしい働き方」ができていないと、日々消耗するだけで、時間を浪費している感覚が続くことになりますよね。
「自分に向いていないものが分かった」ということで、次のステップに進むといいでしょう。
・仕事そのものに飽きてきている
在宅勤務になったことで、仕事に対する考え方に変化が生じることがあります。
仕事そのものを「何のために頑張ってるんだろう」と冷静になったとき、「飽きている」と感じることがあります。
あなたの心がもはやワクワクしないのであれば、副業を始めるなどして、徐々に新たなキャリアを志向する時期が来ているということ。
その一方で、在宅勤務をむしろ利用して仕事の新たな取り組み方が見つかると、飽きがおさまり再び楽しくなることもありますので、しばらく様子を見るのも一つの手です。
おわりに
やる気が出ない、という状態は在宅だろうと出勤だろうと、いつでも起こり得ます。
ただ、在宅勤務という「慣れない働き方」と「仕事へのやる気が出ない」を混同してしまっているということも考えられます。
「やる気が出ない」のがはっきりしたら、今回述べた、やる気が出ない3つの要因のどれに自分は当てはまってるか、見極めておきましょう。