ネット社会になって久しいですが、地域社会との関わり、ありますか?
リモートワークが急速に普及している今、ローカルコミュニティとの関わり方が、今後ますます重要になってくるのは間違いありません。
今回の記事は、タイトルの通りですが、
と言うお話をしていきます。
今自分が住んでいる地元(市でも町でも村でも)での生活が満足していると、幸福度は格段に上がります。
近所との付き合い、地元の行事やイベントへの参加、ボランティアやサークル活動など、ローカルな活動を楽しめているなら、
あなたの地位や収入に関係なく、充実感を得ることができます。
との問いの答えがわかる内容になっています。
どうぞ最後までお読みいただければと思います。
あなたの住む地元が好きですか?
まず、あなたに根本的な質問をします。
「地域」と言っても人によって想像する範囲は異なりますが、ここでは「区(東京23区)市町村」としましょう。
ちなみに私の場合だと、佐賀県佐賀市に住んでいますので、「佐賀市は好きですか?」となります。

私は、佐賀が世界で一番大好きです。
みなさんはいかがでしょうか?
これは、一般的には私のような地方在住者は地元に愛着心が持ちやすいですが、都心に住めば住むほど薄れてしまいます。
例えば地方から上京し東京都豊島区に移り住んでいる人に、「豊島区は好きですか?」と聞かれても、なかなか首を縦にふりずらいでしょう。
親元を離れて暮らす学生さんや、単身赴任の方にとっては、自分の住む地域は「ただ住んでいるだけの場所」になりがちで愛着までは持ちにくいもの。
ご近所さんとのいざこざや住民トラブルを抱えている、ということがない限り「嫌いになる」ということもないですが、だからといって即「好きになる」とは簡単にはいかないもの。
しかし、今そこに住んでいるということは、
ということですよね。
今この瞬間にこの場所に住んでいることは「お導き」であって、
何か意味があることかもしれない…
と思えば、地域のために何かできるか考えるきっかけになります。
とはいっても、

家と職場を往復するだけだから、
地域に貢献する気にはなれないな。
そんなヒマもないし。
とか、

この街に住むのはどうせ学生時代だけだから、
地域活動はあまり意味がなさそう。
などと思ったりするのは、自然なことです。
そうなんですよね。日々仕事や学業に追われると、地域社会には構っていられないし、地域で何が起きているかも関心は持ちづらいものです。
でも、少し視点を変えてみると、
ということがわかってきます。
詳しくは次章以降でお話します。
地域とのつながりが幸福の土台
自分が住んでいる地域をなかなか好きになれないのは、若いころにはごく普通のことです。
私を例にとると、私も故郷がつまらなくって嫌いになり、東京に住んだ時代もありましたし、海外移住を本気で目指してたこともありました。
しかし年を重ねてくると、自分が住んでいる場所、故郷であれば特に、愛着が湧いてきます。
なぜなら、年齢とともに「自分は生かされている」という実感が強くなるからです。
様々な経験を通して私たちは
ということを思い知らされながら、年を重ねます。
そして感謝の気持ちは、それは人だけではなく長年住んできた地元にも及ぶようになります。
などと、今まで気づけなかった地元のよさに年とともに気づけて、感謝の心が湧き上がります。
そうなると、地元に恩返しをしたいという「返報性の原理」が働いて。地元に役に立つことに目が向かいます。
ボランティアなど、直接的な行動でなくても、地元のために喜んで納税したいと思えたなら、仕事へのモチベーションも上がりますよね。
こうして自分と地元とのギブアンドテイクの精神が強まると、好循環が生まれます。
地元に役に立つために働く、学ぶという使命感が芽生えます。
仕事や学業が手段になるのです。
こうなると、幸福度は上がります。
働くためにお金を稼ぐために生きている、というのと、大きな目的、または志のために働く、というのとでは、心の充足感は雲泥の差なのです。
地域に支えられてこそ成功できる
地域への感謝の気持ちは、自分は地域に支えられ、お世話になっているという謙虚な気持ちを育てます。
地域に支えられている、応援されている、というマインドセットができたら、強い味方を得た気分になるし、
強い味方が自分を良い方向に導いてくれている、といい意味で錯覚します。
この錯覚って意外と強力で、目に見えない力に守られていると自覚したとき、人は強い力を得て大きなことを成し遂げることができます。
これは自分の住む地域だけでなく、国も全く同じ。
自分の国に誇りを持ち、この国に生まれたことに感謝できれば、それだけでハッピーです。日本人というだけで幸せです。
さらにスケールが上がれば、この世界に今この時代に生まれてよかった、空気と水に恵まれたこの地球という惑星に生まれてよかった、というレベルまで意識は高くなります。
地域→国→世界→地球という順番で、「地元に誇り」を持てたら、まさに今生きているだけで丸もうけ、という「常にハッピー」な状態です。
「足るを知る」の精神そのもの。
地元好きになり、地元での生活を充実させることで、ここまでスケールが広がるのです。
地元をとにかく歩いてみよう
とはいえ、こういうことをお考えの方もいるでしょう。

住んでる場所がいいとは全然思えないし、今後も好きになりそうにないよ。
そんな方には、

町を歩いてみましょう!
とお答えします。
町を散策して、知らなかったことを発見してみましょう。
知らなかった歴史的名所、おいしいお店、そして素敵な人々。
あなたのまだ知らない街の魅力が、眠っている可能性は大いにあります。
せっかくご縁があって住んでいる町なのですから、ぜひいろんな場所を訪れて、地元に対する好奇心を深めてみてください。
地元が好きになるおすすめメディア
歩く時間もなかなかないという方には、おすすめのネットメディアがあります。
みんなの経済新聞ネットワーク
↓
https://minkei.net/
略して「みん経」と呼ばれるこのネットメディアでは、地域のハッピーニュースに特化して、地元のライターが報道記者ばりに町の話題を日々配信しています。
全国津々浦々に「〇〇経済新聞」という名で存在しています。
あなたの地元にもあるかもしれませんので、ぜひ探してみてください。
おわりに
いかがでしたか?地元のことが好きになると、ローカルライフが充実し、人生の幸福度も高まるというお話でした。
あなたの地元のすばらしさに気づき、地元のために何か貢献しようと思うことは、自分自身の可能性を広げるよいきっかけにもなります。
住めば都とは、本当によく言ったものですね。
あなたが最高に輝ける場所に、すでにあなたは住んでいるのです!