人から嫌われたくない。
これは誰もが思うことで、極めて自然なことです。
しかし現実的にはあなたのことを心底嫌いな人は、
あなたがよほどの有名人ではない限り、
その数は少数であり、多くても、片手で数えられるほどの数です。
たしかに、あなたにあまり好印象を持っていない人は存在するかもしれません。
しかし、それはせいぜいほんの数人であることを、前提として押さえておきたいところです。
この世の中の圧倒的大多数の人は、
あなたのことを好きでも嫌いでもなく、何の感情も抱かず、中立的に見ています。
しかし、私たちは、自分の気持ちに共感してほしいという思いがあるので、
より多くの人に、自分のことを好んで欲しいと願ってしまいます。
でも、現実はどうかと言うと、
圧倒的大多数の人は、あなたには無感情です。
なので、みんなから好かれようとか、みんなから嫌われたくないという努力は、
エネルギーの無駄であることが多いのです。
世間はあなたを、好きでも嫌いでもなく、中立の視点で見ている、と認識できれば、
あなたをもっとも好きになってくれる人は、
あなたのことを最もよく知っている、他ならぬあなた自身であることにきづけます。
世間はあなたのことを公平中立に見てくれていますので、
あなた自身を、良いも悪いも含めてありのままに認めて、尊重してあげて下さい。