1月3日に、佐賀県護国神社に初詣に行ってきました。
だいたいここに初詣に行くのですが、今年は世界の動きが何かときな臭いので、世界の平和と人々の安寧を祈るという気持ちが強く沸いていて、ここしかないとの思いが強くありました。
それはさておき、今日はこの初詣の際に今年初の「捨て活」をしたというお話です。
捨て活って何?
捨て活と言われると、最近目にするようになった言葉のように思いますが、ようするに、溜め過ぎたものを処分して生活を最適化する、ということです。
モノを捨てて身の周りを身軽にすると、思考力が沸いてきますし、行動力も身に着きます。
私の場合は、何か困ったことがあると、何もやる気がなくなると、思い切って捨てるようにしています。
捨てると、気分がスッキリすることがあると思います。モノと共に、そのモノへの「執着心」も手放せるので(これがすごく大きいんです)、心に「空きスペース」が生まれて、新しいものを取り入れる余裕が生まれるのです。
そうすると、新たなことに挑戦する意欲が沸き、やる気も起きてくるというわけです。
今年最初に捨てたものは?
ここまで読まれた方には、「初詣に来て今年初めて何かを捨てる」ときてピンときた方もいらっしゃるかもしれません。
今年最初に捨てたもの、それは…
神札(おふだ)です。

え、神様のお札を捨てるの!
と驚く方もいるかもしれません。
捨てるというと何か上から目線のニュアンスもあるので、「お納めする」という表現がいいでしょうか。以下そうします。
神札は普通1年で取り替えます。
初詣の参拝客をお迎えする神社にはたいてい、お社の横に「古札入れ」という箱が置いてあります。
そこに去年まで神棚に飾っていた神札を入れることができます。
一般論として、捨てるということは、その場所に「空きスペース」が生じるわけで、同時に新たなことを得ることができます。
境内の販売所で新品の神札を購入して、それを今年1年神棚に飾り毎日拝む、というわけです。
これを新年の恒例行事に
今回、古い神札を納めて新しい神札を取り込むという体験をしたわけですが、これは1年に恒例行事にちょうどいいと思っています。
つまり、神様の分身として1年間私たちを見守ってくださった神札に感謝の気持ちを込めて神社にお納めし、今年一年私たちを見守ってくださるしるしとして新たな神札をいただく、ということ。
これだけでも、新たな1年を迎えたという実感が得られます。
モノを最小化し必要最低限のコンパクトな生活を営んでいる「ミニマリスト」にとっても、ライフスタイルをアップデートする「儀式」としてちょうどいいのではないでしょうか?
おわりに
というわけで1年最初の「捨て活」として、神社に初詣する際に1年間お世話になった神札をお納めして、新たな神札をお迎えする、ということをご提案してみました。
シンプルに生きる、という観点でも年の初めに象徴的な新陳代謝をする、というのは意義がありそうです。
みなさんも今後お試しになってはいかがでしょうか?