「素直になりたい」。これは多くの人にとって一生のテーマです。
素直に生きるって、難しくないですか?

本音とは違うのに、どうしてこんなことを言ってしまったんだろうと激しく後悔している。

好きな人に対して、つい遠ざけてしまうような態度をとってしまうの。こんな自分がイヤ…
自分の本当の気持ちそのままの発言や行動を取る。素直になるとはたったこれだけのことなのですが、これがなかなか難しいようです。
どうして素直になれないのか?その答えはタイトルの通りですが、
邪魔をしているということです。
他人や物事に期待して、少しでも思い通りに行かないと、感情的になり、素直さは消えてしまいます。
ありもしない、検証することすら不可能な「妄想」は、時には私たちの判断を狂わせてしまいます。
しかし、期待と妄想は、完全に断ち切ることはできません。
そこで今回は、期待と妄想を上手に付き合いながら、素直に生きるコツをお伝えしていきます。
期待しすぎると素直さは遠ざかる
私たちは、思い込みとともに生きています。その思い込みは、「主張」となります。
・世の中に対して「こうあってほしい」
などと、自分の「主張」が自分以外の対象をその主張通りに求めることが、「期待」になります。
私たちは、当然ながら自分の望み通りに事が進むのを好みます。そして、そのために何かをするかというと、他者へのコントロールです。
これがエスカレートすると、「相手の事情」も「相手の気持ち」も度外視してしまう傲慢さが生じます。
こうなると、素直どころか、物事をまともに見れなくなるのです。
妄想により自ら素直さを拒否する
妄想とは、根拠のない思いです。起こる可能性のないものを強烈に信じてしまい、自分自身も他人も苦しめることになります。
妄想に縛られ、正しい判断ができなくなり、素直さは失われて行くのです。
おわりに
期待と妄想は、素直に発言し行動すること、さらには素直に生きることを邪魔します。
素直さを取り戻すためには、期待と妄想に縛られないことが大切なのです。