内向的な人は友達ができにくいと言われています。
それは無理もありません。もともと一人でいるのが好きですから。出かける時もおひとりさまが多く、それに対して抵抗感はなく、気ままにひとりの生活を楽しむことができます。
とはいえ、全く友だちはいらないというわけではなく。少ないながらも一緒にいて楽しくてかつ信頼できる友だちがほしいという方は多いでしょう。
どうすれば内向的な人が素敵な仲間に恵まれるのでしょうか?
結論はとてもシンプルです。それは…
これだけです。

それって、友達をふやすのに関係あるの?

はい。大いに関係あります!
今回は、自分の好きなことに没頭すると素敵な仲間が得られるようになる理由と、仲間を作る具体的なコツについてお話していきます。
内向的な人にとっての仲間とは?
ここでいう素敵な仲間とは、こういったところです。
こういう仲間、ほしいですよね。これは基本的には、外向的な人でも変わりのないことです。
内向的な人は、とにかく一人でいるのを好みますし、自分の空間的縄張り、すなわち「パーソナルスペース」を広めに設定するので、新しい人をなかなか寄せ付けない頑固さがあります。
いい意味では慎重とも言えます。
たったひとりでも、上記に該当する素敵な仲間がいるだけで、人生はとても明るく実りのあるものになります。
そのためには、パーソナルスペースをいたん狭めて、積極的に外に出る必要があります。
昨今はSNSで友だちを増やすことも可能なんですが、「百聞は一見にしかず」で、実際どんな人かというのか、会ってみないとわからないことが多いですよね。その人の表情とかしぐさ、言葉遣い、何よりその人が醸し出しているオーラというか雰囲気みたいなものは、パソコンやスマホだけではわかりませんからね。
でも、対人関係において難儀に感じている内向的な人には、対話によるコミュニケーションは苦手な人も多く、

仲良くなりたいのにうまくしゃべれない
とか、

警戒心が強くて親密になれない
といった声が多く挙がっています。
そこで、さきほど結論として申し上げた「好きなことに没頭する」ことがとても有効に働くのです。
好きなことに没頭することでなぜ仲間が増えるか?
というわけで、好きなことに没頭することにより、どうして仲間をえることができのか、お話していきます。
出会いの機会が増える
まずはこれですね。好きなことは趣味でも仕事でも遊びでも何でもいいのですが、まずは同じことが好きな人と出会う機会があります。
好きなことに没頭すると、必然的に同じような人たちが集まる場所に自ずと足を運ぶことになりますから、やはり必然的にそこで人と出会い、そのうちの誰かとは親密にもなれるでしょう。
そして、好きなことに「没頭する」ことで、そのような人たちと刺激を与え合います。ここがミソで、お互いにレベルアップできて成長し合えるのです。
内向的な人は、積極的に話したり個別に会いにいったりすることは苦手なので、直接的なコミュニケーションは少ないものの、自分が好きなことにひたすら没頭することは、相手にとっては間接的なメッセージになり、モチベートすることにもなります。
人を惹きつける
単純に、好きなことに没頭しているとき、ひとは輝いています。その人から充実感がひしひしと伝わってきて、幸せオーラも出しています。
そういったすがたを見せることで、「あなたのようになりたい」とあなたに憧れを抱く人も出てきます。いわゆる「ファン」とか「フォロワー」といったものも同じです。
それは、好きなことをひたすら続けてきたことで、あなたに「魅力」が備わったということ。たとえ内向的な人であろうと、人見知りや引っ込み思案と言った性格を抱えていようと、ひとたび何らかの分野で「魅力」を放つと、必ず人を惹きつけます。
その結果、今まで出会えなかったような素敵な出会いがあり、かけがえのない仲間へと進化していく可能性が高まるのです。
レベルアップして可能性が増える
例えば、自分が好きなことを仕事にすることができている場合、好きなことでお金を頂くことは、この上ない幸福感を味わえます。
そしてその幸福感が原動力になり、仕事のレベルは確実に上がっていきます。すると、今までになかった仕事を任されたり、待遇が良くなったりしますよね。
そうやって仕事のグレードが上がると、今までに出会えなかった、レベルが高い人たちとの出会いが待っています。
そうなると雪だるま式に、
いい仕事をする→素敵な人と出会える→さらに仕事の質が上がる→さらに素敵な人と出会える
というありがたい無限ループに入ります。
ここまでくると、「好きなこと」は人生を貫くライフワークとして一生モノの価値になりますね。
おわりに
こうして、「好きなことに没頭する」ことで、内向的でコミュニケーションが苦手な人でも、十分に素敵な仲間と巡り合うチャンスがあるということをお伝えしました。
もちろん、好きなことに「没頭する」ということですから、ある程度の時間は要します。それなりの努力も必要ですし苦労を強いられることもあるでしょう。
でも「好きなこと」をしているという喜びは、必ずそれらの苦労に打ち勝ちます。好きなことに没頭してる幸せをまず感じて、そして素敵な仲間に自ずと出会っていただきたいと思います!