令和時代は個人の時代とも言われています。独立起業して個人で稼ぎたい。そういう方は多いと思います。そして、その前段階で、副業にトライしたい、という方もいるでしょう。
このブログでは、何でもまず挑戦すべき、といいう話を繰り返しますが、挑戦しても挑戦してもうまくいかないことの方が圧倒的に多いのがこの世の中です。
ユニクロの柳井さんは「ビジネスは1勝9敗」と言いましたが、10回中9回は失敗していることになります。
プロ野球選手だって、引退したイチローさんでも10回中7回はアウトになる、すなわち失敗したわけですよね。
失敗して当たり前なのです。つまり、挑戦は、失敗が前提、ということです。
なので、挑戦するのであれば、あえて、
という考え方が有効です。
今回は、これについて、掘り下げていきたいと思います。
挑戦は失敗が前提です
身も蓋もない言い方かもしれませんが、特にビジネスにおいては、健全なものであればあるほど、思い通りにいきません。
様々なトライアンドエラーの果てに、成功があります。
しかし、成功することを目標にすると、10割を目指す思考になります。
それだと、失敗するたびに苦しくなり、自分に自信を失います。
の言葉の通り、失敗により人は学び、成功へのロードマップを見つけることができます。
失敗した経験が、宝となり武器となり活かされて行くのがフリーランスの世界です。
そしてローリスクで挑戦できるため、大きな強みです。
なので、成功を目指さず、あえて失敗することを前提に、やるだけやってみる。
失敗したっていい。成功したらもうけもん。
という思考法が、可能になるわけです。
物事が成功するため必要な3要素
いつの時代にも、ある3つの要素が一致すれば、物事はうまくいく、とされています。これは太古の昔から言われていることです。
その3つとは、
・地の利
・人の和
この3つがばっちり重なるときは滅多になく、重なったときに、物事は面白いくらいにうまくいきます。
順番に見ていきましょう。
天の時
これはまさにタイミングのこと。時代の流れにピッタリとはまれば、実分の実力以上に成果をだすことができます。「すい星のごとく現れたスター」などはその典型で、1年早くてもダメ、1年遅くてもダメ、今この時のベストタイミングに現れたからこそスターになれるのです。
時代の流れを読み、世の中に大ブレイクする直線のタイミングで(早すぎてももちろんダメ)ビジネスに参入すると、楽に成果を出せるとも言われます。いずれにしても、かなりの勘と運を持ち合わせていないといけないことでもあります。
地の利
生活環境やビジネス環境などで、成功しやすい環境にあるかどうかも大事です。フリーランスなら、仕事を取るのであれば田舎より都会が有利ですよね。さらにその中でも発注者と会ってミーティングしやすい場所に住んでいれば、なお有利です。
一方で、都心に住んでいても仕事場で満員電車に揺られ片道1時間以上かかるより、地方にいても通勤時間ゼロの自宅で作業する方が時間的なロスが少なく有利です。なので「都心にいなければいけない」と断定はできないところです。
人の和
3要素の中で最も重要なのがこの「人の和」です。誰とビジネスをやるのか、誰から指南を受けるのか、そして誰から応援してもらうかで、運命は大きく変わります。
自分のビジネスを理解し、応援してくれる人がいるだけで心強いです。そしてともにビジネスの繁栄を願って頑張るチームメイト、仕事仲間がいれば、困難にもめげす助け合えるので、成果も上がりやすいですね。
副業だからこそできる失敗
副業で何かをチャレンジしても、本業があるので、いきなり仕事を失うことはありません。全ての財産を失うことはありません。家族をどん底まで苦しめることもありません。
本業からの収入は毎月いただいているので、少々の失敗ですぐに路頭に迷うことはありません。
これはとても大きいです。失敗しても、這い上がれるくらいの体力は残しているのですから。ならばどんどん挑戦してどんどん失敗してどんどん経験を重ねても、生活は保たれるわけです。
フリーランスはスタートも撤退も自由自在
フリーランスは、自由にできる時間があるので、どんなことでも挑戦することができます。準備があればすぐにスタートでき、そして失敗しても、リスクを最小限に抑えて撤退することが自由にできます。
挑戦を始める時も、うまくいかず撤退するときも、誰にも干渉されず自分の判断でできます。そして立ち直り、再チャレンジも企業などよりもはるかに早くできます。
自分自身が商品であるフリーランスは、失敗体験が強力な武器になることが往々にしてあります。失敗を踏まえて後輩を教育することも可能。失敗を武器に変えて、大きな成功をつかみとれるのは、フリーランスならではの魅力です。
機会損失の方がイタイ!
挑戦を見送ることで、機会損失してしまうことはビジネス面でも大きい以上に、心理的なショックも大きいです。
「やる後悔よりもやらない後悔」の言葉の通り、挑戦しなかった場合、あとになってじわりじわりと後悔の念がやってきます。そしてその後悔は、ずっと頭の片隅に残り続けます。
「あのときああしていれば…」あなたにも、そう後悔しているようなことがあるのではないでしょうか?ビジネスで飛躍する機会を失ったとすると、健全に儲かる機会を失ったわけで、後悔の念は消えないのです。「後悔が与えるイメージ」はバカにできません。
失敗しても人はすぐ忘れる
「失敗することははずかしいい」と思っていませんか?
大丈夫です。人は他人に興味はありません。あなたが失敗したことなど、すぐ忘れますし、気にも留めません。
自分が勝手に、失敗したら笑われる恥をかくと、恐れているだけです。
もう一度言います。
人は他人に興味はない。あるのは自分だけ。
他人は、自分が成功するか、詩早生になるかで精一杯ですから、あなたの成功に構ってる暇も関心もありません。
他人の目を気にすることなく、臆することなくチャレンジしていきましょう。
まとめ
「失敗したっていい」という考え方に疑問を持つ人はいるでしょう。「始める前から失敗のことを考えてどうするんだ!」と。
しかし、成功するか失敗するかは、自分の意志や能力以外の、自分ではどうしようもできないことで決まってしまうことが、この世の中ではよくあること。最初から成功を約束されているものは、皆無に等しいと言えるでしょう。
失敗してもいい、失敗してもなんとかなる、というある種の保険があればこそ、悔いなく思いっきり挑戦ができます。セーフティネットが確保されている副業、自由な立場のフリーランスであればこそ、可能な考え方です。
悔いの残らないように、思いっきり失敗しましょう。そして成功のタネとなる経験を積み上げて、真の成功を勝ち取っていきましょう!