反発する時間は大切な時間です【感情のコントロールは不可能?】

心理学
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私たちは、自分の信じていることや、価値観を、守り通そうとします。

誰もが、例えば「自分はダメな人間」と思うことはあっても、「自分は正しくない人間」などとは、本音レベルでは思うはずはありません。

自分の人生の中で培ってきた信念や価値観を、正しく生きている自分を裏付ける武器として、宝物のように大切に抱き続けるのです。

ですので、どんなに親しい人であろうと、自分とは異なる信念や価値観を主張されたら、反発したくなるものです。

そうやって、人間関係をこじらせてしまった方も、いらっしゃるかもしれません。

でも、あの人の言ってること、正しかったよな・・・
間違ってはいなかったよな・・・

と、あとになってしみじみ振り返ることも、決して少なくはありません。

では、どうして反発してしまったのか・・・

それはまさに、「自分は正しい人間だ」と思い続けたいがゆえです。

時間が経ち、感情が整理されると、相手の主張に一理あったことが、よくわかり、
反発してしまったことを後悔することは、よくあることですよね。

しかし、感情があらわになってしまったことは、人間の自然の行為です。

感情は自動的に湧き上がってしまうものであり、頭では、つまり理性では、コントロールができないものです。

私たちは、感情を抑えつけることは、結局はできません。ある出来事に対して感情が出てしまうことは避けられず、その出来事に対する捉え方を変えたり、意味付けをしたりすることで、行動をコントロールすることしかできないのです。

ですので、自分とは異なる主張を展開されたとき、感情が表れ、感情に導かれるように、反発してしまうのは、全くもって普通のことなのです。

そして、それは必要な時間です。

異なる主張に対して感情的になるのは、その意見が、自分の考え方を修正したり、改めたりするに値するものであることが、無意識レベルでわかっているからです。

傍から受け入れる必要性のない主張に対して、感情的になることはないからです。

反発してしまったということは、今まで抱いてきた信念や価値観を今一度見直してみる、貴重な機会を与えられた、ということです。

あとは、時間があなたを癒してくれるのを待つだけです。

「あの人の言ってること、正しかったよな・・・」
「間違ってはいなかったよな・・・」

この心境を抱き始めたとき、あなたは、価値観の変容、進化を受け入れ始めたことになります。

振り返ると、人生はこのようなことの連続だったと、気づくはずです。

反発する時間は、あなたにとって、かけがえのない必要な時間なのです。

 

 

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