なぜあの人は、愛想が悪いのだろう?
なぜあの人は、いつも表情が硬くて、冷めているのだろう?
と思ってしまうような人、いませんか?
全く感情がなさそうに見える人です。
でも、人間は感情の生き物であり、感情のない人は誰ひとりとしていません。
ひとそれぞれ違うだけです。
もうそれが紛れもない結論なんですが、

でも全然感情なさそうな人がいる!
とか、

そんな人に何か振り回されてる!何考えてるかわからないし!
とか思ってしまうこともあると思います。
今回は、そんな無感情な人(そう見えてしまう人)についてお話していきたいと思います。
無感情の人に腹が立ってしまいます。
このような無感情の人と付き合わなければいけないときは、
気疲れしてしまうし、不快感を感じてしまうことがあります。
わたしたちは、無感情の人は、いつもそうだろうと思ってしまいがちですが、決してそうではありません。
無感情の人は、すべての人に対し感情がないというわけでは全くありません。
その人にだって、好きな人はいるだろうし、大切にしてる人もいるはずです。
あなたに対して感情を見せない、もしくは、見せる必要がない、と思っている、ということです。
つまり、あなたに対する関心度が低いということになるわけです。
これだけ言うと、すごく冷淡なことのように思えるのですが、いたって普通のことです。
誰だって、接する相手の関心度によって、気持ちが変わるのは当然です。
無感情=つまらない人、は思い込み
相手が無感情なことにムカついてしまうのは、
自分の相手に対する関心度と、相手の自分に対する関心度に、ズレがあるということです。
これは、自分が悪いわけでも、相手が悪いわけでもありません。
無感情だからといって、相手ばかり責めたてるのは、早計なのです。
関心度には、人によってばらつきがあるという事実を、受け入れる必要があるのです。
この事実を認識できたときに、無感情の人に対して、冷静になることができます。
そして、お互いの感情を越えて、相手のことを理解できるきっかけになるのです。
おわりに
感情を出さないゆえにわかりづらかった相手の人格が見えてきて、
この人はこういう人なんだ、という理解が深まると、
自分に対して無感情でいることに、ムカつくという意識が、すーっと消えていくのです。