自分の自慢をしたくなる時というのは、
いろいろな場合がありますが、
多くの場合、自分のことをわかってほしい、自分のことをたたえてほしいという心理が、働いています。
また、自分のことを、よく見せたいという願いも、含まれます。
いずれにしても、自慢話の奥底にあるのは、自信のなさです。
自分自身にいまひとつ自信が持てないので、他人を使って、他人から肯定的なリアクションを得ることで、
自分のいいところを、確認したいのです。
自信というものは、常にあるわけではなく、ついたりなくしたりを繰り返すものです。
自信がないときは、自信がないなりの心の対処の仕方があり、
その1つの手段して、自慢話と言うものを、無意識に行っているということなのです。
逆に自分に自信がついた時は、自分をひけらかす必要性を感じなくなりますので、
おのずと、自慢話が出なくなります。
なので、自慢が出なくなるようになってきたときは、
自分の言動に迷いがなくなり、自信が芽生えてきてる兆しなのです。