最近急に在宅勤務を始めることになった人にありがちな悩みは「孤独感」です。
仕事仲間がそばにいない、たったひとりの「職場」であるわけですから、寂しいおもいをするのも無理はありません。
慣れるまでは寂しさを感じるのは仕方がないとして、できるだけ早く慣れて、孤独感とさよならしたいところですよね。
そこで今回は、孤独に陥らないように、うまく初期の不慣れを乗り越える方法をお伝えします。
これを読むことで、
どうぞ最後までお読みいただければと思います。
なぜ孤独感に襲われるのか
在宅勤務という、今まで経験したことがない業務形態を突然義務付けられますと、当然戸惑いもありますし、孤独感にさいなまれるのも容易に想像できます。
この孤独感は
・一人で仕事をすることの不安
・他人が見えないのでどう評価されるか分からない
こういったところから湧いてきます。
在宅勤務の推進は早急に始まった感があり、まだまだシステムが追い付いていないのが現状です。
人には、自分にとって快適な環境(コンフォートゾーン)を常に求める傾向があり、この環境から少しでも離れると心が抵抗し、ストレスを感じます。
「自宅で働く」という不慣れな行動は、会社勤めに慣れ切っていたこれまでの習慣を根底から覆すものであり、たとえ現在の情勢を鑑み仕方のないことだったとしても、心は実に正直者で「孤独感」として現れてくるのです。
この孤独感を解くカギは、自分の性格的な特徴=気質を知る、ということに尽きます。
ひとりひとりが、自分の特徴を把握して、少しずつ慣れていくのが肝要です。
性格別在宅勤務の向き合い方
というわけで、在宅勤務は、性格によって対応が変わっていきます。
しかし性格と言っても千差万別で、いろんな人が世の中にいます。
その中で、あえて2つの気質のみに分けて考えてみたいと思います。
その2つとは、
・内向的か
ということです。

自分は外向的か内向的かよくわからない。
という人もいると思います。
これを見分ける方法は簡単で、たったひとつの質問でできます。
以下の質問を自分自身に問うてください。
どちらも当てはまるという方もいるでしょうが、どちらの方がより気楽に仕事ができますか?と問い直してみてください。
この2つの気質を比べると、在宅勤務は、
になります。
外向的な性格の人の乗り越え方
普段人に会うのが好きで、みんなで力を合わせ協力しながら仕事を達成していく外向的な性格の人にとっては、人との直接的なつながりがない在宅勤務は、ストレスを感じている方も多いでしょう。
まずは、自宅にいても「みんなとつながっている」という意識を持つことが大切です。
SNSやチャットアプリ、オンライン会議アプリなどのツールで外の人たちと連絡を続ける術はいまの時代はたくさんありますので、心のつながりは保っておきましょう。
外向的な人にとって大切なことは、「一体感」を得ることです。
たとえ距離は離れていても、「みんなで頑張って一つの目標へ向かい共に走っている」という一体感を抱かせてくれる環境をいちはやく取り入れましょう。
仲間とのコミュニケーションも、オフィスなど外にいる時とはやり方が異なってきますが、やり方に慣れてくると、遠隔でも「みんながいる」という意識を取り戻すことができます。
内向的な性格の人の実力の伸ばし方
逆に、一人で黙々と作業をするのが好き、という内向的なタイプの人にとっては、チャンス到来と言えるでしょう。
誰にも邪魔されない環境で、自分の創造性を高めるだけでなく、新たなアイディアを生みさす機会にしたいもの。
そのためにも、今現在担っている仕事の質を向上させることが何よりも大事で、信頼を積み重ねることで自信になり、新たなアイディアが沸く原動力になります。
誰にも邪魔されない、自分のペースで働けるあなただけの仕事環境を得たわけです。
まさに「実力を伸ばすステージ」が訪れたのではないでしょうか?
この貴重な期間を、スキルアップにつなげていきましょう。
自宅勤務を機にあなたのライフスタイルを作ろう
在宅勤務推進の流れは、毎朝会社に通勤して会社で業務をこなす、という当たり前のように過ごしてきたライフスタイルに変化をもたらすものです。
いきなり生き方を変えようと思っても難しいもの。まずは目の前の業務を淡々とこなしながら、これからの時代に相応しい自分なりの生き方を見つけていきましょう。
前述した、外向的な人と内向的な人とでは対応が違うように、「自宅で働く」ということが人生にどんな影響を与えるかは人それぞれです。
すぐに答えを出すものではないし、簡単には見つからないでしょう。
これを機に人生はきっといい方向に流れる、と前向きに過ごしていくと自分に見合った可能性が見えてきます。
おわりに
在宅勤務で孤独に陥るのは、なかなか前途に希望を見いだせていない時でもあります。
時代が変わり、新たなステージが幕を開けた…
その認識が持てれば、日々少しずつ自分を成長させていくだけです。
在宅勤務で人生の楽しみが膨らむことを願っています。