タイガー・ウッズ復活優勝に見る、フリーランスの「低迷期」の心得

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ゴルフの最高峰、「マスターズ選手権」で、タイガー・ウッズ選手が14年ぶりの復活優勝を果たしました。今朝(15日)はこの話題でもちきりですね。いま世界でもっともホットな話題でしょう。この偉業に対し、様々に思うことがあったので、急ぎ記事を書いてみました。

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劇的な逆転で頂点にカムバック!

出典:ゴルフダイジェスト・オンライン

タイガー・ウッズが「マスターズ」でメジャー通算15勝目を飾った。首位に2打差から出た最終日に「70」で回り、通算13アンダー。サンデーバックナインの混戦を制して14年ぶりとなる大会5勝目をマーク。(ゴルフダイジェスト・オンライン

ウッズ選手は、首位と2打差の2位タイで最終日に臨み、6バーディ、4ボギーの「70」をマーク、通算13アンダーを挙げて逆転で優勝。2008年「全米オープン」以来となる11年ぶりのメジャー通算15勝目となり、完全復活を印象付けました。

2005年大会以来5度目となる「マスターズ」制覇。昨年の「ツアー選手権」に続く米ツアー通算81勝目は、故サム・スニード選手の最多勝利記録にあと1勝に迫る記録です。

1975年生まれのタイガー選手は私と同い年です。もちろん、実績も稼ぎもまるで雲の上の存在なのですが、彼が二十歳そこそこで出現し、瞬く間に世界のトップスターへと上り詰めた姿は鮮明に記憶しています。

ここ数年の低迷は、自らのスキャンダルから派生した「身から出た錆」だったとは言え、度重なるケガが見舞われたにこともあり、苦しいものだったろうと想像します。一度陥った深い泥沼から這い上がるのはいかに至難の業か、我々常人には考えも及ばない艱難辛苦の日々だったのではないでしょうか。

表彰式後の記者会見では、喜びと同時に、苦悩の時期とそれを乗り越えて掴んだ心境が語られています。

会見全文は、こちらで見ることができます。↓

「戦い続ければ、乗り越えられる」/ウッズ優勝会見

 

フリーランサーとして見習うべきこと

プロスポーツ選手は、基本的には個人事業主。私たちと同じフリーランスです。スポンサー収入等はあるにせよ、競技者としては、試合で結果を残さないと報酬はありません。

すべてにおいて自己責任。言い訳が一切効かない結果がすべての世界。世界中の注目を浴びるので、プレッシャーは比べ物にはなりませんが、トッププロとフリーランサーは、同じ境遇にいます。

そして双方とも同じ生身の人間。常に好調を維持できるわけではなく、どうしても成果が上がらない、思い通りに事が進まない、という時期は例外なく誰にでもおこります。いわゆる「低迷期」です。そのときに、どう自分を保ち、心を整えて日々過ごしていくか。ウッズ選手が会見の中でひとつの答えを示してくれました。

―復活を疑うことはあったか?
「数年前は真剣に疑った。歩くことも座ることもできない。横になることも、何もできなかった。幸運にも腰の手術によって普通に生活できるようになった。それからもう一度クラブを握って、スイングできると分かったんだ。ピースがひとつに重なって、まだできると思えた。昔の肉体とはもう違うけれど、まだ技術はある。これまで14回のメジャー優勝は単独首位か、首位タイで最終日をスタートしたけれど、こうやって逆転で勝ったことは、その中でも最大の勝利のひとつだと思う」(同)

ウッズ選手は、低迷している中にも「一筋の光」を見出していたことがわかります。その「光」がいずれは全世界を明るく照らす太陽のように輝くことを信じて、日々過ごしていたのです。

何をやっても報われないようなつらいときにこそ、自分が「すでに持っているもの」に着目し、感謝する。数々の栄光を極めたトップスターが、人生のどん底において、「生きるための基本」というべきものを深く認識したようにも思えます。

ひとつひとつ「点」在していた過去の様々な出来事は、ある瞬間に、「線」としてすべて繋がり、統合されていく。その実感したときに全てが報われる、ということを、ウッズ選手が見せつけてくれました。

自分らしい「復活劇」が必ず待っている

最後に、ウッズ選手はこう述べました。

―世の中には人生や肉体的な問題で苦しんでいる人々がいる。メッセージは?
「決してあきらめてはいけない。それしかないんだ。常に戦うこと。あきらめたら、道はひらけない。確かに競争に勝って、僕は今ここにいる。けれど、競争は僕をここから引きずり下ろすものでもある。ゴルフキャリアにおいても、人生においても、僕は仕事をまっとうするための良い考え方を持っていたけれど、それを変えなければいけなかった。(昔とは)違う考えを持って取り組んでいる。(方法はどうあれ)とにかく、戦うことにフォーカスする。毎朝目覚めて、いつも挑戦が目の前にはある。戦い続ければ、乗り越えられる」(同)

フリーランサーは、正直言って下積みが長く、いつ報われるかわからない不安感の中で日々過ごします。そして好調の波に乗っても、ちょっとしたきっかけで振出しに戻ったり、挫折を味わうこともあります。

自由ではあるけれども、責任が伴い、そして不安定な「フリーランス」の世界。「世界最高フリーランサー」のウッズ選手をしても、これほどの苦節の日々を味わったのです。

ウッズ選手は、若いころと同じ考え方ではいけないと、考え方を変えました。それはゴルフに対する姿勢だったり、人生への向き合い方だったり。自分もよくわかるのですが、40代で考え方を改めるとはなかなかできないこと。謙虚な姿勢にならないと、すぐ古い考え方により戻されてしまいます。人間はそこまで強くはない。

時間はどんどん過ぎゆき、時代は否応なしに移り替わる。そして私たちは日々「衰え」とも向き合わなければならない。だからこそ、今までの自分を支配してきた考え方から脱皮して、何度でも何度でも何度でも生まれかわって、「新しい自分になって」、残された人生の時間を過ごさないといけない。

挑戦できる日々に感謝しよう。そしてあきらめずに、昨日の自分を超えてみよう。今の自分にしかできない、今の自分だからこそできる突破口の開き方が必ずある。私たちにそう教えてくれた、今回のタイガー・ウッズ選手の復活劇でした。

 

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