【佐賀市観光】歴史スポットを探訪してみた【1時間で回れる有名史跡】

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こんにちは、おかもとたかしです。

今回は、私の住む佐賀市の歴史スポットをご紹介します。

佐賀って歴史ある城下町なんですが、佐賀について何か知っていますか?

 

正直、全く知らない。ていうか、佐賀ってどこ?

とか

福岡や長崎に行くために素通りしたことはある。田んぼばっかりだったなあ。

などといった答えが返ってくるのは残念ながら事実。実際、民間調査会社の「ブランド総合研究所」が毎年調査し、10月17日に発表した「都道府県魅力度ランキング2019」によると、佐賀県の「魅力度」はなんと全国ワースト2位に甘んじています。

一方、下位に目を移すと、茨城県が7年連続最下位(47位)という結果になった。同じ北関東の群馬県は45位、栃木県は43位に。ワースト2位(46位)は、前回44位の佐賀県となった。前回40位台だった都道府県は、岐阜県(今回36位)を除いて、今回も40位台と、下位の順位もほぼ“安定”してしまっている状態だ。

出典:DIAMOND online

特に県庁所在地である佐賀市の知名度の低さとインパクトの弱さは住民として認めざるをえなく、「こんなに素敵な街なのに」と思っていても、なかなか全国の皆さんには届きません。

 

佐賀市は歴史的情緒あふれる観光スポットであることを知ってほしい!

というわけで、今回私は、佐賀の街を歩きまして、みなさんにお知らせしたい歴史的名所を写真に収めてまいりました!

これまで当ブログでは「九年庵」、「筑後川昇開橋」といった佐賀の名所を取材してきましたが、今回は「歴史」にフォーカスし、佐賀市中心部の歩いて1時間で回れる史跡や歴史的建造物を一挙にお伝えしたいと思います。

歴史好きの皆さん、歴男歴女を自称する皆さんに特に注目していただきたい歴史スポットをご紹介しますので、ぜひ最後までお読みいただければと思います。

 

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まずは「佐賀城本丸歴史館」から

佐賀の歴史スポットと言えばまずここ!佐賀鍋島藩36万石の居城、旧佐賀城跡に建てられた「佐賀城本丸歴史館」です。

これは見たことある方もいらっしゃるのでは?

佐賀城跡で唯一当時のまま残る「鯱(しゃち)の門」です。

中央に見える木造の扉には、1874(明治7)年の「佐賀の乱」の際に飛び交った銃弾の跡が生々しく残っています。今立っているこの場所は、165年前には戦場だったわけです。

こちらは2004年に復元された「佐賀城本丸御殿」です。佐賀藩第10代藩主鍋島直正が建築し居住した建物です。

そして建物内の和室では毎週日曜日、「幕末維新佐賀の八賢人おもてなし隊」による歴史寸劇が開かれています。

「幕末維新佐賀の八賢人おもてなし隊」とは佐賀の八賢人(鍋島直正、枝吉神陽、島義勇、佐野常民、大木喬任、副島種臣、江藤新平、大隈重信)に扮した8人の地元俳優による演劇ユニット。この日(2019年12月1日)は、枝吉、副島、大隈が登場しました。

 

佐賀市内の歴史スポットは面白い

それでは、どんどんご紹介していきましょう!

佐嘉神社・松原神社

こちらは佐賀を代表する神社である「佐嘉神社」です。

この神社は前述の鍋島直正とその嫡子で11代藩主・鍋島直大を祀っています。

そして隣に隣接しているのが松原神社です。

松原神社は佐賀藩藩祖・鍋島直茂、初代藩主・鍋島勝茂を祀っています。

この神社そのものは荘厳で格調高いのですが、いくつか面白いスポットがありますので、そちらをご紹介します。

これはなんと有田焼の磁器で作られた鳥居。

これはなんと河童を祀っているお社です。この河童、かつて近くを流れる松原川に住みたくさんの子どもたちを川に引きずり込んだと伝えられています。鍋島勝茂の命により捉えられてからは木像へと姿を変え子どもたちを水難から守る守り神になったとのことです。

その松浦川に何と人面魚がいるという噂!よく見てみると…

いました!

この鯉は「ジョニー」という名前で地元民に親しまれています。

龍造寺八幡宮

鎌倉鶴岡八幡宮の分霊を祀っている神社で、もともとは戦国時代に佐賀を治めた龍造寺氏の居城である村中城にあったものですが、慶長年間の佐賀城築城のおりに城の真北の地点に移転。佐賀の鎮守の神になっています。

同社の境内には日本で最初に、南北朝時代の英雄である楠木正成・正行父子を祀った楠公社があります。

さらにこの地には、枝吉神陽が立ち上げ、島、大木、副島、江藤、大隈らが参加した秘密組織で、異国の脅威から日本を守るため天皇中心の国づくりを目指そうと議論を交わしたとされる「義祭同盟」の記念碑もあります。

弘道館記念碑

弘道館は、江戸時代中期に佐賀藩第8代藩主鍋島治茂が儒学者の古賀精里に命じ、佐賀城に近い松原小路に創設した藩校です。

幕末・維新にかけて活躍した副島種臣、大木喬任、大隈重信、佐野常民、江藤新平、島義勇らもここで学んでいます。

万部島招魂場

佐賀城東側に位置し、かつては東堀とそばを流れる多布施川に囲まれて文字通り「島」であった「万部島」に、ひっそりと慰霊塔が建っています。

1874(明治7)年の「佐賀の役」で犠牲となった江藤新平、島義勇をはじめとする旧佐賀藩士ら212人を弔っています。

 

おわりに

いかがでしたでしょうか?今回ご紹介した歴史スポットは、徒歩で30分~1時間で歩き回ることができます。

何かと地味な佐賀ではありますが、味わい深い歴史スポットを巡りながら、落ち着いた佐賀の雰囲気を堪能されるのかいかがでしょうか?

 

 

 

 

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