友達が多い人は、いつも楽しそうに見えます。
友達と触れ合っている姿を、SNSなどに投稿してるのを見ると、
羨ましく感じてしまうものです。
また、友達は多くはないけど、何でも語り合える親友はいる、という人も、
友達を少数精鋭に絞るという、自分らしい生き方を実践してることになります。
その一方で、知人はそれなりにいるとしても、
思うことを何でも話せる、心許せる本当の友達、親友がいない、
と、悩んでおられる方も、いらっしゃるかもしれません。
友達がいないということは、恥ずかしいことなのでしょうか?
もしあなたに、今友達がいないとすれば、それは、
家族以外に、あなたの人生に、一線を越えて深く入り込む人が、いないということになります。
それでも、今この瞬間も、普通に生きていられるのならば、
あなたは今、誰かに深入りをされたくない時期を生きている、ということなのです。
人生において、そのような時があっても、何ら不思議ではありません。
友達がいない人は、友達がいない生き方を今は選択しているわけであり、
友達がいなくても、不自由なく健康に生きているのなら、
なんら恥じることではなく、あなたらしさを貫いた生き方をしていると言えるのです。
そして、やはり1人では生きられないということを深く実感し、誰かそばにいてくれる人が必要になったとき、その時こそ、
何でも話せる本当の友達、親友が現れるタイミングなのです。
人生には、「絶対にこうでないといけない」という正しい答えはありません。
友達がいないということも、人生の1つのステージなのです。
まだ親友と巡り会えてない、もしくは、知人から親友レベルになる人がまだいない、ということになるわけです。
友達がいる時も、友達がいない時も、いずれも、あなたにとって価値がある時期なのです。