例えば、あなたが何らかのミスをして、誰かから注意をうけているとします。
あなたは、弁解の余地がなく、平身低頭、謝るのみです。
すると、横から、関係ない人が現れて、注意している人の側に立ち、あなたを責めたてるとしたら、どうでしょうか?
あんたは関係ないでしょ!と言いたくなりますよね。
でしゃばるなよ!とも言いたくなります。
このような人の、本心は何なのでしょうか?
心からあなたのことを思って、あなたを注意する人の側に立って、あなたを責めるのでしょうか?
このような人は、強い側に肩入れする傾向が強い人です。
いわゆる、勝ち馬に乗るタイプの人ですね。
優劣が完全にはっきりしてる場面では、弱い方、つまりあなたの方に立つメリットは、ほとんどありません。
それに対して、攻めるサイドに入れば、ミスを犯したあなたを叱ると言う大義名分があり、立場も安定します。
そして何より、人より上に立つ、という快感には代えがたいのです。
弱っているあなたを下に見ることで、優越感を満たし、気分がいいのです。
負い目があり抵抗できないあなただからこそ、心おきなく優越感に浸れるのです。
責められてときに、全く関係のない誰かが、割って入ってあなたを責めたてたときは、
あなたの態度に問題がないのであれば、
あなたをダシにして優越感を満たしたい、その人の都合に過ぎないということです。
ですので、そのような人は無視して、責めている当事者にのみ応対すればいいのです。
自己都合であなたを攻撃する人に付き合う必要は、全くないのです。