聖徳太子の十七条憲法がフリーランス必見の金言ばかりの件

歴史文化

日本人なら名前だけならほぼ知っている聖徳太子。教科書に出てきましたよね。40代以上の方にとっては、5千円と1万円の肖像だったことを覚えておられるのでは?

その聖徳太子の偉業の一つに、「十七条憲法の制定」というものがあります。これも教科書に出てきましたよね。

実はこの十七条憲法、約1400年前に作られたものなのですが、現代でも通用する普遍性があって、今読んでもすごくためになる内容なんですね。特に、自由な生き方、働き方をめざす人、とりわけフリーランスの人にすごく有益な条文が多いんです。

今回は、聖徳太子についておさらいしつつ、十七条憲法の素晴らしい条文をご紹介していきたいと思います。

 

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聖徳太子のおさらい

聖徳太子(574~622)は、飛鳥時代の皇族・政治家です。「聖徳太子」は、後世の諡号(しごう)で、「厩戸皇子(うまやどのおうじ)」と呼ばれていました。用明天皇の第二皇子、母は欽明天皇の皇女・穴穂部間人皇女。

推古天皇の摂政として、蘇我馬子と協調して大王(天皇)中心の政治をめざし、当時の先進国・隋(中国)の文化・制度を採り入れ、冠位十二階や十七条憲法を制定しました。さらに遣隋使を派遣して隋に従属せず独立国家の気概を見せたことでも知られています。また、仏教を深く信仰し四天王寺・法隆寺などを建立、仏教の興隆に尽力しました。

 

十七条憲法について

十七条憲法(十七条の憲法)は、604年に聖徳太子が制定したとされる、17条からなる条文のことです。

憲法の名がついているものの、実際には「法典」の要素は薄く、当時の豪族、貴族、役人らに対して道徳的な規範を示した内容になっています。また日本古来の神道に、仏教、儒教の思想が習合されており、法家・道教の影響も見られます。

 

役に立つ条文

では、現代に役立つ十七条憲法のフレーズをピックアップして、現代語訳でご紹介します。

和を大切にし,人と争わないように心がけなさい。(第1条)

「和をもって尊しとなす」という、十七条憲法の中で最も有名なフレーズです。この言葉の本質は「和して同せず」です。

それは、仲良くすることに努めても、自分を曲げてまで相手にむやみに合わせてはいけないということ。自分らしさを保持したうえで、他人と対等に付き合うことを促しているのです。

個人で戦うフリーランサーは立場が弱いだけに、クライアントに振り回されたり、取引先に翻弄されたりとなりがち。自分の価値を明確に打ち出し、大切にしたい芯を見失わないことが大切。誰とでも対等に渡り合える強さを身につけてこそ、無用な争いに巻き込まれず自分を保っていくことができるのです。

自分の任務をきちんと行い,他の職務に干渉してはいけない。(第7条)

自分には自分のやり方があるように、他人には他人のやり方があります。自分が上手くいったやり方を、むやみに他人に押し付けると、たちまち敬遠されます。

いまや「パワハラ」や「モラハラ」が広く認知され、相手の性格や能力を尊重することが求められています。他人にマウンティングをしようとする態度はますます社会的信用性を損なうことになるでしょう。

 

善悪は義の根本である信(誠実さ)のあるなしに関係している。心がなければ何事も成功しない。(第9条)

AI時代が到来しようとする中で、人間にしかできない仕事として生き残るのは、「心が通っている」仕事です。

心込めて仕事に取り組んでいるか、そこに「誠実性」が伴っているかが、これからも仕事を続けていけるかどうかの必須要件です。仕事を発注するのは人間ですから、「信頼第一」で業務が回っていくのは、これからも変わりありません。

 

人それぞれに意見が違うのはあたりまえなので,違うからといってむやみに怒ってはいけない。(第10条)

フリーランスが社会に認知されてきた現代は、価値観の多様性を受け入れる時代の到来と言えます。SNSの普及で、一つのトピックに対して様々な角度から意見が交わされる世の中になりましたね。

自分と違う意見が登場すると、あまりいい気分がしないのは仕方がないこと。それは仕方ないとして、気持ちが落ち着くまで時間を置いてから、その意見の理由を聞いたりもっとよく調べてみたりしてみると、自分の意見も客観視できるようになります。

一人で活動していると、自分の科kk投げに固執しがちになりますから、気を付けたいところですね。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?1400年以上前の個展と言っても侮るなかれ。現代にも通用するフレーズがたくさんありました。

時代を超えて残るものとは、真実を語っている物であり、今後も通用し続けます。人生に迷ったときは、古典を拠り所にするのも手です。これからも随時、現代に役立つ古典を紹介していきます。

 

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