私はフリーランスライターで、このブログのように、毎日パソコンに向かって文字を打つ仕事をしています。
ライターやエンジニア、デザイナーなど、フリーランスと言っても様々ですが、共通しているのは「インドア仕事」ということですよね。自宅やコワーキングスペースなど、フリーランスは室内にこもって黙々と作業するのが定番です。
そんなフリーランス、自宅で仕事をする人におすすめしたいのが、
です。
その理由をお話していきましょう。
朝日を浴びる喜びがある
前日たっぷり仕事したりしてると、朝起きてもなんとなく疲れが残ってると感じる時があります。
でも、朝外に出て、20分くらいウォーキングしてると、なんか疲れが飛んでる感覚がするんですよね。飛んでるというか、「疲れを忘れる」感じかな。疲れがスーッと消えてて、最初は「あれ?」と思うんですが、朝日を浴びることは、「体内時計」をリセットさせることがわかってるんです。
私たちって、朝に目を覚まし、日中は脳も体も活発に活動し、夜になると体が休息を求め眠りにつくという、生活リズムが身に着いていますよね。およそ24時間で日々繰り返されるこのリズムがいわゆる体内時計で、「概日リズム(日周リズムあるいはサーカディアンリズムともいう)」とも呼んでいます。
ところが現代人は、夜も遅くまでライトをつけて活動していますよね。本来なら日没後の暗い時間は睡眠に入る時間なのに、夜更かししてしまう人も多いです。この習慣により体内時計は狂いがちになります。体内時計の乱れは、高血圧や糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病の原因になることがわかっています。
朝日を浴びることで、大自然の流れに自分を合わせることができ、体内時計が整ってくるのです。たしかに、朝カーテンを開けて思いっきり朝日を浴びるのはすがすがしい。どうせなら、歩くという運動しながら朝日を全身に浴びるのが、一石二鳥だし体にも好影響を与えるのです。
気分が切り替わる
体だけでなく、心もリセットできるのも、朝のウォーキングのいいところです。
歩いていると、最初はいろんな雑念が浮かぶんですが、進むうちに余計なことは考えなくなります。頭からすーっと離れていく感じです。
すると何が起きるかというと、まわりの景色に自然と意識が向かいます。近所なのに、「あ、こういうのかあったんだ」という新発見ができるのです。歩きながら、今まで気にも留めなかったようなことが目の前に入ってくるのは、新鮮な喜びです。
すれ違う人にあいさつできる
不思議なことに、歩いていると、すれ違う人に自分からあいさつできるようになります。これは実際に歩いてみてわかったことです。
気分がリラックスでき、心に余裕ができているから、自分から声をかけることに何の抵抗もなくできるんですね。そして相手も挨拶を返してくれるとすごくほんわかします。
そして、挨拶を交わし合うときは、たいていお互い笑顔になっています。これも大事ですね。室内に閉じこもる仕事をしていると、あいさつを交わすという体験が不足します。朝のウォーキングは、普段できてないことに気づかせてくれるのです。
家に戻ったときは、ちょっとした充実感に満たされます。
朝ウォーキングのメリット3選
ここまでフリーランスの立場としての朝ウォーキングの良さをお話してきましたが、これからは、一般的なメリットをご紹介します。たくさんあるんですが、3つに厳選してみました。
セロトニンを得られる
朝ウォーキングのメリットとして、自律神経を整えられることが挙げられます。朝日を浴びることは素晴らしいと前述しましたが、その根拠でもあるのが、自律神経を整えるとされる「セロトニン」というホルモンを増加させることができる、ということです。
セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれています。生活リズムが不規則になるとセロトニンが足りなく、ストレスが増大する要因になると言われています。
セロトニンが不足していると、気力がなくなり、何をやるにしてもやりがいを得られず、最悪に場合、うつ病を招くこともあります。
身近にできるセロトニンを増やすチャンスとして、朝のウォーキングは役に立つのです。
手軽にできる
運動不足は、ストレスが溜まりまくったりする要因になります。
とはいえ、運動する!と思ってもすぐに始められないのは、ジムなどの「施設に通うことのめんどくささ」があります。時間の確保が難しかったり、金銭的な負担もあるので、なかなか足が向かないという人も多いのでは。
しかしウォーキングなら、今いる場所からすぐに始められるし、お金もかかりません。何かと忙しい人にはもってこいの運動ですよね。そしてまだ何も始めていない「朝」なら、自分の意志一つで行うことができるのが特徴。誰にも邪魔されずスタートできる運動習慣は貴重です。
骨を強くする
これはとても重要だと私は思います。骨が丈夫だと、健康体になることができます。骨は、臓器を保護したり、心臓や筋肉、神経の活動に必要なカルシウムを貯えるという大切な役目を担っています。
ウォーキングで日光に当ると、カルシウムの吸収を助けるビタミンDが体でつくられ、骨の形成を手助けしてくれるのです。
もちろん、ウォーキングだけでなく、日頃からカルシウムとビタミンDが多く含まれた食生活を目指すことが大切なことは言うまでもありません。
さらに歩くことで、骨を丈夫にする骨芽細胞がどんどん作られ、骨が活性化されていきます。自然に骨に付いている筋肉も同時に鍛えられます。
まとめ
これまでたくさんの良い面をお話してきましたが、これらの良い面を受け取るには、何にも増して、「続けること」に尽きます。
太陽の光を浴びて朝の風景を眺めながら、すれ違う人たちとのふれあいを楽しみつつゆっくりと歩く。これが日常的になると、心も体も健康になり、人生がより豊かになります。加えて好きなことを仕事にしているフリーランスなら、こんなに幸せなことはありません。
朝のウォーキング、習慣にしてみませんか?