あなたは今の仕事に満足していますか?喜びを感じながら働いていますか?仕事を通して幸福を得ていますか?
「自分が好きな仕事に就いたらどれだけいいだろう」「好きなことを仕事にしている人がうらやましい」などと考えておられる方もいるかもしれません。
でも、好きなことって、なかなか見つからないんですよね。ましてや、「天職」と心の底から言える仕事には一生のうちに巡り合えるかどうか、という感じです。
天職と呼びうるような好きな仕事に巡り合うには、3つのプロセスを経ることで実現します。具体的に言いますと…
となります。
これは、好きな仕事が見つからない、という方が人生をかけて挑める仕事に出会う最短の方法であり、就活中こ方も、れから独立したい、フリーランスになりたい、という方にも大きなヒントになると思います。
今回はこの3つを深く掘り下げ、一生を貫ける天職を見つけるお手伝いになればと思います。
嫌いなことを避け続ける
好きなことは何?と突然問われて、即座に浮かびますか?
どんなことを仕事にしたい?と言われても、意外と即答できないものです。
しかし、
すぐ浮かんできます
人間は、ネガティブな情報にはとても敏感です。いくら「ポジティブ思考で行こう」と思っていても、ネガティブな情報に引きずられやすいものなのです。「人の不幸は蜜の味」というように、暗くてネガティブな情報は明るい情報よりも注目を集めやすい現実があるわけです。
かつて「きつい・危険・汚い」が3kと呼ばれ敬遠される職業の3要素とされていましたが、自分にとって「こういう仕事はやりたくない」というものは、だいたいイメージが沸くものです。
やる前から想像つくものもあれば、やりながら「この仕事自分には合ってない」と気づくこともあります。いずれにしても、嫌いなことについては素早く把握が可能です。
そして、嫌いなことは勇気を出して除外する、という決断が大切。嫌いなことをいつまでも続けていても、得られるものが少ないのです。嫌いなものを捨てていけば、おのずと好きなことが残っていきます。
時間が早く感じるものがあなたに向いている
時間は過ぎるのが早く感じるということは、夢中になれるということに他なりません。そして、夢中になるということは、「向上心がある」という状態です。
今の自分を超える、ワンランク上のレベルを目指す、ということは「好きなこと」に打ち込んでいる何よりの証です。「嫌々ながらやっていること」には向上は見込めません。
時間を忘れるほど夢中になれれば、時間はあっという間に過ぎていきます。あっという間に過ぎるからこそ、なおさら集中して取り組めるようになるので、技術も上がっていってさらに楽しくなり、さらに時間があっという間に過ぎる、という好循環が生まれるのです。
感謝を受け取れることでやりがいが増す
自分が好きなことに打ち込んでいると、不思議とお客さんやクライアントなどから感謝の言葉を受け取ることが多くなります。
これはもちろん、自分の仕事のクオリティが高かったことを認められてのことです。これは大いに誇っていいことです。
というのも、実は人は赤の他人に対して心から感謝することは滅多にありません。天気予報が当たってからと言って、「お天気キャスターさんありがとう」と思うことはあまりありませんよね。仕事は、ふつうにこなして当たり前。感謝されるということは、よほどそのひとにとって有難かったり、助けてもらったりと、かなりのメリットをもたらしたことになります。
直に感謝を受け取るとおうこと。そしてそれが日常的になってきたら、あなたの仕事は天職と呼べるレベルになまで高まっている可能性が高いのです。
好きな仕事でも壁は必ずやってくる
天職と言えども、壁にぶつかることで嫌になったり、飽きてしまったりすることがあります。
そんなとき、これは本当に天職なんだろうか?とつい疑ってしまうことがありますが、そんな時こそ、上記の3つのプロセスを思い出してもらいたいと思います。それを糧に壁を乗り越え、一皮むけてもらいたいです。
好きなことでも、天職でも、「倦怠期」は必ずありますので、その時期に「向いていない」と決めつけるのは早計で、変化を求められているタイミングだと心得れば、倦怠期脱出の道が開けてきます。
絶えず自己成長ができる舞台だからこそ、試練はやってきます。
おわりに
というわけで、天職は上記の3つのプロセスを体験する中でおのずと見つかるものなのです。
嫌いなことにはいち早く見切りをつけ、時間があっという間に過ぎるようなことに挑み、「そして多くの人からたくさん感謝を受け取る。それは精神的にも健康になれます。願ったりかなったりです。
誰にでも、自分にしかできない、自分だからこそできる天職は秘めているので、ぜひ見つけてほしいと思います。