令和時代に輝くフリーランスとは?最新事情や必要スキルを紹介

フリーランス

時代が令和に移りました。元号が変わることで、世の中の雰囲気も明るくなったように感じられます。気持ちも新たに前向きに進んでいこうという雰囲気が漂っているのは、すごくいいことだと思います。

フリーランスとして日々奮闘している人たちにとっても、希望に燃えてより一層頑張ろうと決意を新たにされた方もいらっしゃるでしょう。また、令和にフリーランスとして独立する!という強い意志を固めた方もいらっしゃるかもしれません。

新時代にフリーランスという働き方はどうなるのか?どうすれば充実した(たくさん稼げる)フリーランサーになれるのか?検証したいと思います。

 

 

最近のフリーランス事情

 

 

まずはフリーランスの業界の最近の流れをお伝えしましょう。まずは、現代においてフリーランスというものがどう位置付けられているかを知る必要があります。

最新の統計は?

フリーランサーとクライアントのマッチングサービスを行っているランサーズ株式会社が2018年に、全国の20-69歳男女(3,096人)を対象にした「フリーランス実態調査」を実施していますので、それを参考に現在のフリーランス事情を把握しましょう。

この調査でまず特筆すべきこととしては、フリーランスの経済規模が初めて20兆円を超えたということです。2018年は20.1兆円に上り、前年の18.5兆円から9%の増加になっています。この場合のフリーランスとは、専業のみならず、副業・兼業も含む広義の業務形態です。

そして、フリーランス全体の人口は1,119万人で、全労働人口に占める割合は17%。2015年調査では913万人で、この間22%増加したことになります。

気になる年収は?

広義のフリーランス個人の平均年収は186万円で、昨年と比べて12%増加しています。186万円と聞くと「やはり少ないんだ…」と落ち込みそうになりますが、あくまでも平均値。当然、平均的サラリーマン以上の高収入をマークしているフリーランサーも世の中にはたくさん存在しています。

そして年収は、これからお伝えするフリーランスの4つのタイプによって変わってきます。

 

フリーランスの4タイプとは?

 

 

フリーランスと一言で言っても、その働き方は様々でひとくくりにできません。今回は、一般的にカテゴライズされるフリーランスの4つの形態をご紹介します。前出の調査で明らかになったそれぞれの人口分布も併せてお知らせします。

ここで大事なのは、自分は今現在どのスタイルに属しているかを正確に把握することです。フリーランスはつい強がって自分をよく見せがちになりますが、ここは厳しく冷静に現状を見つめることが大切です。

副業系すきまワーカー

これは、現在正社員、もしくは契約、アルバイト社員として、何らかの会社組織に属しながら、勤務時間外を利用して、主にクライアントから依頼を受け業務を請け負う形態です。人口は4タイプで最も多い344万人に上ります。

フリーランスでの平均年収は71万円にとどまり、収入比率では17%にすぎず、いわゆる「本業」に依存せざるを得ない状況と言えましょう。

複業系パラレルワーカー

こちらは「副業系」と業務形態が似ていて区別が難しいのですが、フリーランス業とサラリーマン業を含む多業務を「同等」と捉え、両者を兼任するという考え方がベースになっていて、本業が上位でフリーランスが下位という位置づけではないのが、大きな違いです。

平均年収は、「副業系」の倍近くの154万円。フリーランサーとしてそれなりの働き口と収入経路を得ている段階といえます。収入比率は36%と、「副業系」よりは増加します。

詳しくは後述しますが、「副業系」が目指すワークスタイルが「複業系」となります。このスタイルの人口は290万人で、前年の276万人を約5%上回ています。「副業系」からグレードアップした層が加わっていることが窺えます。

自由業系フリーワーカー

いわゆる専業のプロフェッショナルで、収入をもたらす企業や団体などの組織に所属せず、完全にひとりで業務を成立させている人たちを指します。子育て中の専業主婦などが当てはまり、世間的な「SOHO」のイメージはこのスタイルと考えられます。人口は53万人と、4スタイルの中では最も少なく、専業の難しさを表していると言えます。

平均年収は157万円で、「複業系」とあまり変わりはありません。ただ、収入全体におけるフリーランス収入の割合は60%と、「複業系」(36%)を上回っています。

自営業系独立オーナー

「自由業系」を発展させて、個人事業主や法人経営者として独立しているスタイル。会社経営までいくと、アシスタントという形で従業員を雇用することもあるため、ここまでくるとフリーランスというより事業者というくくりになりそうです。

人口は322万人。平均年収は356万円で、そのうちの36%が400万円以上です。収入比率は81%に達し、名実ともにフリーランスが完全にメインの収入源になっています。

 

フリーランサーのロードマップ

 

 

これまで4つのフリーランススタイルを見てきましたが、フリーランスとして成功したいのであれば、どのようなプロセスを踏めばいいのでしょうか?

副業から複業へのマインドチェンジ

以上に挙げた4つのフリーランススタイルのうち、「副業系すきまワーカー」と「複業系パラレルワーカー」の微妙な違いはおわかりいただけたでしょうか?

副業系の場合は、本業と副業の格差がはっきりしていて、本業の収入を頼りに、足りない分を副業で補う、というように、あくまで本業を中心としたライフスタイルになります。

対して、「複業系」では、本業とフリーランスが対等の関係です。本業では福利厚生が付与されていますので重要度はまだ高いですが、収入面ではフリーランスが本業に追いつきつつあり、2つの仕事を兼業しているという意味合いが強くなり、「副業系」よりもフリーランス部門が発展した状態と言えます。

そして、全く異なる2つのフリーランスの仕事を「複業」するというケースも存在します。今風の言葉で言えば「二刀流」といったところでしょうか。こちらでも、2つの仕事は同等で優劣はありません。

どんな人でも、フリーランスの収入はゼロからのスタートですから、まずは「副業系」から始めます(そうしない人もいますが)。そして副業としてのフリーランスの仕事が回り始め、本業との収入差が縮まったときに「複業」と見なす現状認識が必要です。いつまでも「副業」という捉え方のままだと、収入は伸びません。

そして、拘束時間が長い本業とフリーランスとの複業は、長続きしません。時間は有限であり、また生身の人間ですから、心身がもちません。将来的にフリーランサーとして一本立ちするなら、どこかで本業に見切りをつける「決断」をするときがやってきます。後述しますが、この「複業」を終わらせる決断こそ、フリーランスのターニングポイントになります。

フリーランスの歩むべきロードマップ

というわけで、フリーランサーとして生活していきたいのであれば、

副業系すきまワーカー

複業系パラレルワーカー

自由業系フリーワーカー

自営業系独立オーナー

の順番でステップアップすることが必定となります。

いきなり自営業系として独立する例もありますが、よほどの高い技術とコネクション、そしてタイミングが重ならない限り、相当リスクが大きいです。まずは副業から、小さくスタートすることをおすすめします。

 

フリーランスになりたい理由3選

 

 

人口減少が進む日本で、フリーランスの世界に進出する人は増加の傾向が続いています。フリーランスになりたい理由は様々にありますが、今回は代表的なもの3つを紹介します。

会社勤めが嫌だから

これがやはり「本音」の人はかなり多いです。もちろん、他にやりたい仕事があるから、という崇高な理由もあるのですが、モチベーションの根源にあるのは、今の会社への何らかの不満です。

人は基本的に安心安定を好む生き物で、「快適ゾーン」にずっと居続けたいと思っています。安定した収入はまさに「快適ゾーン」であり、その状態(いわば既得権益)を手放したくはないものですが、あえてそれを手放してもいい、という選択肢が浮かび上がっているということは、今勤めている組織に対する何らかのの不満がかすめていることが多いのが実情です。

何の不満がなければ、不安定リスクを伴うフリーランスの道は未来の選択肢に入りづらく、最も安心安定欲求を満たせる現状にとどまり、快適ゾーンを維持するようになります。あなたをフリーランスに心動かせている「本音」に向き合うことが大切です。

自分の技術を活かしたいから

自分に何らかの技能があり、それを何らかの形で活かしたい!と思ったときに、フリーランスとして働くという選択肢が沸いてくることがあります。

それはまさに正当な理由で、フリーランス転向を目指している人の多くは、自分の可能性を追求するために、今持っている技能・スキルを最大限に活用したいと、早い人では副業として実験的に業務を開始しています。

前述の「会社が嫌だから」が強すぎて、そのために十分な技術を持たないまま、矢継ぎ早に会社を飛び出してしまうケースもあります(実はかつての私もそうでしたが…)。今の感情よりも、将来に自分が食べていける技術は何かをしっかり見つめ、勤めているうちからせっせと技術を蓄積する努力を怠らないようにしたいものです。

自分や家族との時間を大切にしたいから

これは、昨今の社会事情を反映していると言えます。働き方改革関連法はが2019年4月に順次施行あれ、1カ月の残業の上限が45時間になり、「定時で帰る」のが当たり前の社会に変貌しつつあります。その流れの中で、空いた時間をどう活用するかは、その人の生き方、価値観に深くかかわってきます。

大手企業を中心に副業の解禁が進み、公務員の解禁も議論に上っている時代。本業以外で仕事を持つ、という選択をする人は今後も増えていくでしょう。24時間という限られた時間を、どう過ごしていくか、という問いのひとつの答えとして、フリーランスに注目が集まっているのです。

また、育休への理解が進む中、子育てに時間を割きつつ、自分にできる範囲で仕事をしたいと願う層も増えています。フリーランスである程度の生計を立てられるようになると、家族との時間を過ごす余裕が生まれ、それが人生を豊かにするという考え方が、受容される社会に近づいているのもまた事実です。

 

すべてのフリーランサーに大切な4つのスキル

 

 

フリーランサーになれば、すべては自己責任です。成功が持続する保証はなく、どんな結果が出ても潔く受け入れないといけません。

長く活躍するために、仕事上の技能と共に、人間力も磨く必要があります。どのジャンルに進んでも、共通して持つべきスキルが4つありますので、順にお伝えします。

決断力

「ひとり会社」の社長であるフリーランサーは、唯一の意思決定権者であり、あなたの決めることには誰も反対しません。あなたの意志が、あなたのビジネスの方向性を決めるわけです。

とくに、本業を辞めてフリーランスとして独り立ちすることが、フリーランサーとして最大の決断になります。しかるべきタイミングが訪れたら、迷うことなく決めて断つことができるかが、成功の大きな分岐点です。

その後も、ビジネスは決断の連続。新たな事業に挑むときでも、投資に手を伸ばすときも、最後は己の決断一つ。決断力こそ、ビジネス経営者の最大の資質であると心得てください。

情報収集力

必要な情報をいかにすばやく得るか。これもフリーランスには欠かせない能力です。とくに検索能力は必須です。今の時代、ありとあらゆる情報がネット上にありますので、疑問に思ったことが、ググればほぼ解決します。

常に最新情報に触れ、分析を行い、必要なものを取り込む。この繰り返しが、フリーランスが生き残る秘訣です。情報こそ命。情報を得る嗅覚と行動力を磨きましょう。

先を読む力

未来を予測する力、と言い換えてもいいです。事実に基づいた情報を元に、冷静に先の見通しを立てること、そして状況に応じて柔軟に軌道修正すること、この2つが両輪のように働けば、変化の激しいこれからの時代を乗り切ることができます。

未来予測は100%当たることがありませんが、人生経験を積み上げることによって、精度を高める所とは可能です。

大局観

「大局観」とは、全体を俯瞰して観ることを意味します。ひとりで考えひとりで行動するフリーランサーは、偏った意見や思想に陥りがち。もっと広い視点に立ち、物事と、そして自分自身を客観的に観る姿勢が大切です。

自分の中にある先入観を一度手放して、フラットな心で全体を眺めると、違った見方ができて、今まで気づかなかったようなことに気づけるようになります。自分自身の視野の狭さを実感することもあります。

そしてそれに慣れてくると、全体の時代の流れや、世論の動向、トレンドの移り変わりも、かなり正確に把握できるようになり、前述の先を読む力を高めることにもつながります。まるで天から世の中をすべて見渡しているかのように、バイアスのないものの見方ができるようになります。

 

まとめ

 

 

令和の時代は、フリーランスはますます増えて、社会的にも認知されて行くようになるでしょう。しかしそれは、競争が激しくなることを意味します。当然、生き残りをかける戦いが待ち受けています。

だからこそ、自分だけが頼りのフリーランサーは、常に「自分を見つめる」ことを怠ってはいけません。自分の現状を正しく知り、高い視点に立って、時代に即した最善の道を模索していく。これがありとあらゆるフリータンスに共通する生き方の基礎になるのです。

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました