時間にルーズなことはいけないこと?というタイトルですが、いきなりですが結論を言います。
他人に迷惑をかけない範囲で
時間を管理する
ということです。
少なくとも世間ではみなされやすい、時間にルーズ=ダメ人間、という安易な図式には乗りません。
人それぞれに身体的、精神的に様々な事情があるのも事実で、今回は詳しくは述べませんがADHDや発達障害などの要因も考えられ、全ての人が一律な健康状態ではないので、最初から「ダメ人間」と決めつけてかかるのはよろしくありません。
また、現実問題として、時間にルーズな性格は簡単に改めることはできません。
しかし一方で、何もしなくていいというわけでは当然なく、時間にルーズであればルーズなりに、人に迷惑をかけることを避ける努力は必要です。
今回は、以上のことを前提にしたお話になります。
前半では、時間にルーズな人の思考パターンについて、後半では時間にルーズな人がいかに人に迷惑をかけずにやり過ごすことができるか、についてお話していきたいと思います。
時間にルーズな人の思考パターンは?
時間にルーズな人が、世の中には多数存在します。この記事をお読みのあなたもそうかもしれません。カミングアウトしますが、実は私もそうなんです。

もともとマイペース人間。遅刻さえしなければいいや。
という思考の持ち主なんです。
つまり、
という意識になっているために、何らかのアクシデントで到着が遅くなり、結果的に遅刻してしまうこともたまにある、ということになります。
ということで、時間にルーズな人とは、
という思考になる人です
時間に遅れるのサイコー!そんな自分カッコいい(かわいい)!と思っている人はさすがにいません。もしいたとしたら、そのひとは著しく社会的な信頼を失っています。
時間に遅れるのはさすがにいけません。「10時集合」なのに10時30分に到着するのは論外ですね。
約束を守らないことです。
だからといって、時間にルーズだと思っている人、思われている人は、9時30分にやってくるのがおっくうなのです。
どうして所定の時間より早く来たがらず、あえてギリギリにやって来ることをしてしまうのでしょうか?
ここで、遅刻しそうになり時間にルーズと指摘されやすい2つのシチュエーション、「職場」と「デート」について考えてみたいと思います。
職場にギリギリに来るのはなぜ?
職場にギリギリにやって来る人は、基本的に嫌々ながら職場に来ている人が大半です。職場にいる時間をできるだけ少なくしたいとの深層心理が働いているのです。
職場に長くいたくないのに加え、めんどくさいことはしたくない、気が合わない上司や同僚とできるだけ顔を合わせたくない、といった拒否反応があると、さらに遅刻しがちになります。
デートにギリギリに来るのはなぜ?
デートに遅れるのは、交通状況の影響もありますし、女性の場合だとメークや服選びに時間がかかってしまった、ということもあるでしょう。
しかしデートの遅刻は、恋の駆け引きという一面もあるのも事実。後から来ることで精神的に優位に立ちたいという心理が隠れています。
もちろん、やりすぎるのは逆効果。時間に遅れることは、信用問題に関わるわけですから、相手からの信頼をなくすと、恋も一気に冷めることになりますので注意が必要です。
時間にルーズな人がとるべき努力とは?
時間にルーズな人は、その習性を改めるのはとても難しいです。かといって、何も努力しなくてもいい、というわけではありません。
時間にルーズという自分の性格は否定せず受け入れることは大切。しかし、改善すべき点はあります。
あなたが時間に遅れることによって、あなたにとって重要な人を失望させたり、怒らせたりするのは本望ではないはずです。
5分前行動を目指す
時間にルーズな人が、時間を早めることができる時間は5分がほぼ限度です。遅刻ギリギリに到着する習慣がついてしまっているのなら、5分前に到着を目指す努力は必要です。
遅刻の5分前に到着するのは、少なくとも相手のスケジュールに支障を与えず、あなたにネガティブな感情を抱かせない最低限の時間帯と言えます。もちろん相手がそれでも満足できない場合は、5分以上前の行動を目指す必要があります。
時間にルーズな分、別のところで取り戻す
時間にルーズな人にとっては、時間ギリギリに来る、というだけで信頼構築においてはマイナス要素を抱えています。なので、そのマイナスを補うに余りある仕事をこなして誠意は見せないといけません。
恋愛でも友人関係でも一緒。遅れがちになることで生じる「借り」はしっかり返さないといけません。相手が不満を募らせないよう、別のところでポイントを稼ぐ必要があります。
おわりに
時間にルーズな人は、その性格を改めるのは難しいですが、自分を卑下することなく、それを受け入れた上で最低限の努力に務めましょう。
その最低限の努力といっても、あなたにとってはハードルの高いものでしょう。挑戦できる価値があり達成可能な目標に落とし込んでトライしてみてください。
・しかし遅刻さえしなければギリギリでも大丈夫