こんにちは、おかもとたかしです。
年度末のこの時期は、ただでさえ忙しく、心身ともに疲れがたまっていくもの。
それなのに、仕事をたくさん回されて、なかなか断れないで引き受けてしまう、という方もいらっしゃるでしょう。
そんな時は、ご自身の健康を第一に考えて、勇気を出して断わることも大切です。
最も忙しいこの時期にこそ、「断る力」を発揮する必要があるのです。

でも、なかなか断り切れない…
という方も多いでしょう。
今回は、この「断る力」についてお話したいと思います。
断る力を磨こう
ここで言う断る力というのは、
断われそうにないものを、
正確に見極める力、
のことです。
これは、
ということです。
自分しか該当者がいないことに対しては、受けることを前提にします。
しかし、他にも該当者がいるような事例については、こちらに選択する権利がある(断る権利もある)ことを、自分の中ではっきりさせることです。
断っていいもの
これは、頼まれてはいるものの、「絶対に受けないといけない」というものではない、というものです。
別の言い方をすれば、自分でなくても大丈夫、というもの。
なので、依頼する側からすると、「あなたしかいない」という思いであなたを訪ねていることになります。
断れそうにないもの
これは一言でいうと、「自分しかできない」もののことです。
頼まれごとを実行できる該当者が自分しかいないときは、断りようがないですよね。
ある意味いやなことではありあすgが、これは人生では起こりうること。
大事なのは、「自分しか受ける人がいない」→「断るオプションが残念ながらない」というシチュエーションを見極めるということです。
拒否する能力は「権利」です
この頼まれごとは「断ってもいいものだ」ということがわかれば、選択権は自分に与えられています。
断ることが可能なシチュエーションなら、遠慮することなく断ることが、自身の時間を確保することにもなりますし、リスク回避にもなりますね。
また、無用なストレスを避け、心身の健康を維持することにつながります。
健康を損なうことで迷惑をかけることも避けられ、結果的には、相手方のためにもなります。
断ることができたのに、引き受けてしまい、余暇に充てる時間を割いてしまうことは、心身に無理をきたすことになってしまうわけです。
また、飲み会など、仕事以外でのお付き合いでも、同じことです。
何でも引き受ける自分の気前の良さに、満足感を感じることはありますが、同時に、私たちの気力体力には、限度があるということを、知っておく必要あります。
断れるときにははっきりと断る力を、慌ただしいこの時期にこそ、しっかりと発揮して、年度末を、乗り切っていただきたいと思います。
おわりに
どうしても断りたいときに、きっぱりと断ることができれば、人生は充実していきます。
断ることに対する後ろめたさを乗り越えたら、「選択する」というオプションを手にしたことになります。
選択こそ人生の醍醐味ですから、選択を楽しむためにも、断る力を身につけましょう!