自分の意志を相手に伝える。
これがなかなかできない・・・とお嘆きの方は多いことと思います。
今度話すときは、○○を絶対言おう!と意気込んでも、実際に会ってみると、言いたいことが言えないばかりか、相手に合わせてしまって、自分の意志とは真逆のことを言ってしまい、あとで後悔する・・・
そのようなことはありませんか?
実はわたしもよくあります(笑)
言いたいことが言えない理由とは?
どうしてこのようなことが起きてしまうのか?ということなんですが、なんといっても最大の要因は、
思いやりすぎるからです。
これを言うと、相手が嫌がられないか、反発されないか、怒鳴られないか、とあれこれ考えてしまい、自分の主張を抑えてしまいます。
そして、逆に相手の主張を、抵抗することなく受け入れてしまう、という流れになってしまいます。
相手を思いやる優しさが、裏目に出てしまう典型的なパターンと言えるでしょう。
これを克服するのは、なかなか難しいものです。
なぜなら、あなたの優しさは、否定されるべきものではないからです。
あなたの美点である優しさを、抑えてしまっては、あなた自身が辛くなります。
言いたいことをはっきり伝えるには?
では、どうすればいいか・・・
ここは、視点を広くする必要があります。
言いたいことは口頭で伝えないといけないという先入観は断ち切りましょう。
対話が難しいなら、他にも方法があります。
文章で思いを伝える技術を上げていけばいいのです。
今は便利な時代です。メール、LINE、メッセンジャー、DMなどを使い、自分の思いを文章にして、瞬時に伝えることができます。
面と向かって、口頭でなかなか言えないならば、相手と直接オンタイムで対話する必要のない、メールやLINEなどのSNSで、時間をかけて率直に思いを伝えればいいのです。
対話において、言いたいことが言えなかったときは、それからまだ遅くないときに、本当に言いたかったことを文章で伝えればいいのです。
会話が得意な人もいれば
文章が得意な人もいます
あなたの本当に伝えたい思いは、あなたの得意なやり方で伝えればいいのです。
伝える手段は様々にあるにもかかわらず、本当に伝えたいことは、対面して口頭で伝えないといけない・・・とうのは、偏った思い込みに過ぎず、選択肢を最初から断ち切ってはいけません。
それができる人とできない人がいるわけですから。
それでは、多くの人が、本音を伝えられないまま、ストレスをため込んでしまうことになります。
あなたに合った思いの伝え方を身に着けて、それに誇りを持ちましょう。