あなたの職場や学校、サークルなどで、
見かけただけで、なんとなく笑ってしまう人って、いませんか?
ほんわかとした外見で、動きがコミカルで、ちょっとしたしぐさがなぜか笑いのツボに入ってしまい、
どこか憎めない人です。
勿論本人には笑わせる意図などなく、何事にも一生懸命なのですが、
そのような人は、個性的なキャラクターなだけに、険悪なコミュニティの中にいると、
いじめの標的にされたり、パワハラやモラハラを受けやすいということもあるのですが、
周りの人々に恵まれ、温和なコミュニティの中にいると、癒し系として、欠かせない存在になります。
仕事面での貢献度はさほど大きくないにしても、
その場にいるだけでホッとする、いないとどこか寂しくなるし、やはり、いてくれないと困る人なのです。
ところで、今、会社や学校やサークルなどの組織の中で、孤立感を募っておられる方もいらっしゃるかと思います。
しかし、あなたがそこにいるということは、意味があることであり、
周りの誰かにとっての、心の支えになってる可能性があるのです。
あなたが持っているあなた自身のイメージと、
周りの人が持っているあなたのイメージは、必ずしも一致しません。
あなたは、あなた自身のことを、役に立ってないとか、お荷物だとか思っているとしても、
いてくれるだけで笑える人がいるように、あなたが存在してくれるだけで、
ほっとしたり、癒されたりしてくれている人がいるのです。
この世の中は、「持ちつ持たれつ」で成り立っています。
仕事内容と関係のないところで、あなたを必要としてくれる人もいるのです。
いてくれるだけで笑える人に対して、「あなたがいるから癒されてこの場が和むよ」と感じているのと同様に、
あなたが孤立感を感じる場所でも、あなたがその場にいてくれることに感謝している人が、存在しているものなのです。