私もそうですが、世の中には飽きっぽい人がいます。
趣味や遊びが飽きっぽいのならまだいいのですが、仕事がすぐ飽きてしまうのは考えものですよね。
好きで始めた仕事のはずなのに、時間が経つとなぜ飽きてしまうのでしょうか?
好きなことなのに、なぜつまらなく感じてしまうのでしょうか?
結論から言うと、
ぐうの音もない、動かしようのない現実です。
どれだけ好きなことでも、小さい頃から憧れていたことでも、時間の経過とともに飽きの感情は必ずやってきます。
あれほど好きだったはずなのに、あれほど夢中になってたのに、なんで気持ちが萎えてしまったのだろう?と首をかしげることがよくある人が、おそらくこの記事にアクセスされたのではと思います。
あれだけ好きだったのに飽きてしまうなんて本当はこの仕事は好きでもなんでもなかったんじゃないか?と疑いの気持ちを持ってしまうこともあります。
本文中でも述べますが、
飽きるのではありません。
恋愛では、嫌いな部分がでてきたから飽きた、ということはありますが、仕事については、好きで始めた仕事が一転嫌いになる、ということはほぼ起こりません。
飽きる気持ちは、好きな気持ちとは関係ないのです。
飽きる、という感情は、否応なくやってくるもの。
ならば、せっかく好きで始めた仕事なら、飽きてからも続けていきたいですよね。
始めた当初の夢中な気持ちのうちに、やっておきたいことがあり、それをやることで、いざ飽きてからも、苦しむことなく継続することが可能になります。
今回は、どんな仕事でも飽きる時(倦怠期)が来る、と言う前提で、「飽きのステージ」をどう乗り切って「天職」として定着させるか、お話していきたいと思います。
飽きるまでにやるべきこと
どうせ飽きてしまうのであれば、飽きてからの対策をしておこう、という発想の転換をしてみましょう。3つのポイントをお話します。
好きな気持ちとワクワク感を分ける
これ、とれも大事です。
好きな仕事を始めたてのころは、毎日が楽しいのですが、これは「楽しいことをしている」というワクワク感で、好きな気持ちとは違う感情です。
飽きるということは、このワクワク感が消えた状態であり、好きな気持ちがなくなったわけではありません。でも、好きな気持ちが薄れてしまったと勘違いしてしまうと、仕事のモティベーションが下がってしまいます。
特に好きなことにコミットする
特に好きなことに重点に取り組み、レベルアップしていくと、「飽き」が襲ってきても、続けられます。
小さな達成をひたすら繰り返す
ワクワク感が残っているうちに、できる限りの小さな達成を繰り返すことで、「飽き」がやってきても、弾みがつきます。
おわりに
好きな仕事でも、時間と共に飽きるのは当然。その前提で、空きだした時期をいかに乗り越えるかが肝心です。
飽きて気分が乗りづらい時期を超えたときにこそ、一生かけてデミ貫ける天職になることができるのです。