スピード記録達成に固執すると自分が持たなくなる話【遅咲きのススメ】

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世の中には、「早く達成した」という情報に溢れています。例えば…

たった〇日で〇キロ痩せた!
たった〇ヶ月で売上〇万円達成!

など、これでもかとばかり「スピード記録」を誇示する情報が次から次に出てきます。

そして、そんなスピード記録達成の情報に私たちは飛びつき、自分もそうでありたいと頑張ろうとします。ではなぜ早く達成したいのでしょうか?

その答えはズバリ、

 

早く楽になりたい

この一点です。

これは人間なら誰しも持つ思考であり、これを押さえつけることはできません。しかし、この思考には罠が潜んでいます

スピード達成したいのは誰もが同じ。しかし早く達成することに固執すると、大切なことを見逃してしまいがちになる、というお話をこれからしていこうと思います。

 

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なぜ早く楽になりたいのか?

それは言うまでもなく、早く下積みの状況を脱出したいから。そしてできる限り楽な状況に居続けたいからです。

ということは、こういうことも言えるわけです。それは…

 

現状はつらいと認識している

 

この状況が楽しくないから、焦りが生じているわけです。さっさと目標をクリアして辛い現状を抜け出したい、という心理が隠されているわけです。

現状が辛くないのであれば、特段焦ることもなく、目標達成へ一歩一歩じっくりと歩を進められるはずです。

でも、目標に到達していない自分は充実していない、という思いが今の自分を楽しめなくしています

今この瞬間でも、夢に向かって、目標に向かって、一歩一歩実績を重ねることは素晴らしいのに…

それよりも、早く楽になりたい…という思いが勝ってしまうわけなんですね。今は楽しくないけど、早く達成してしまえば楽しいことが待っている、という幻想に支配されているわけです。

そしてそれは…

 

成長より成功を優先させたい

という思考を生んでしまいます。この思考がのちのち危険なのです。プロセスはつまらないもので、結果のみが素晴らしい、という歪んた成果至上主義を生んでしまうのです。

 

他人のスピード記録達成に焦る

どんなにマイペースで地道にコツコツ実力、実績を積み上げようと思っていても、他人のスピード記録達成の威勢のいい報告が目や耳に入ってくると、うらやましくなり焦ります

自分はなんでまだレベルなんだ?
いつまでもこんなことでいいのか?

と悩み、落ち込んでしまうこともあります。

もちろん、他人には他人の事情があり、早く達成した何らかの要因があり、自分と単純には比較できません。しかし私たちは、スピード記録を達成した他人を無意識のうちに過大評価し、相対的に自分を過小評価してしまうことがあります。

同じ人間であり、能力に大きな差はない。ということを認識して、自分のペースでコツコツ積み上げればいいこと。自分が歩んでいる努力の方向性が間違っていなければ、ひるむことなく、今日できることに最善を尽くすのみです。

 

スピード記録達成のあとに潜む罠とは?

めでたく早く達成でした!それ自体は大いに讃えるべきことで、「並々ならぬ努力が見えお結んだ結果です。

しかしながら、同時に押さえておくべきこと、それは、

 

運の要素が成功にどれだけ影響したか

を冷静に正確に把握することです。

運の要素とは、自分の実力以外の要素です。タイミングとが、師匠が素晴らしかったとか、仲間に恵まれていたとか、などですね。これらは、自分の力ではなく、他人がもたらしてくれるもの。

こんなに早く自分の思いが叶えられたのは、自分が努力したから、頑張ったから

もちろんその通りですが、その言葉に酔いしれてはいけません。自分以外の要因があったことにも向けないと、自分の実力を過大評価し、次には高すぎる目標を設定してしまいがちになります。

そして自分の実力だけを頼りに頑張ろうとすると、時局を読めず、他人の反応も見えず、一人で突っ走って自滅する、という典型的な失敗パターンに陥ってしまいます。

そして、前述した通り、スピード達成は、成長より成功を優先させたい、という思考を生みます。これの何が問題かというと、成長のプロセスを充実させることよりも、目に見える結果をすぐに得たいということに固執するからです。

そしてスピード記録の成功体験があるので、早く楽して結果を出すことこそ最善、という思い込みに縛られることになります。すると、ちょっと下積みの期間が長くなると、とたんに自分を疑い自信を失うことになってしまうのです。

だからこそ、成長するプロセスの中に、人生の真の充実感があることに気づけば、下積みを乗り越えるパワーを得られて、より大きな成功を手にすることができるわけです。

 

まとめ

スピード記録達成は誰もが憧れ、実現したいと思うもの。しかし、早く達成したことで「運の要素」に気づかず、実力を過大評価してしまう。そしてスピード衰退のリスクがある、というお話でした。

さらに今回のお話の本質である、成長より成功を優先させる思考の危うさ、そして成長を日々実感するプロセスにこそ、人間的な幸福が詰まっていることも、最後にお伝えしたいと思います。

 

 

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