短期間に結果が出ると人は飽きるという話【遅咲きでちょうどいい】

ビジネス
スポンサーリンク

どうして私たちはすぐに成果を求めがちになるのでしょうか?「わずか〇〇日で〇〇を達成!」というようなスピード達成の情報に飛びついてしまうのでしょうか?

その答えは、こちらに集約されます…

 

早く楽になりたい

「社会に貢献したい」とか「自分の力を試したい」など、様々な「理念」を語ることもありますが、それは表面上の、人ウケのいい言葉で、背後に潜む本当の思いは、「楽になりたい」のです。

人は「苦しい状態」にい続けることを避けたがります。なぜなら、人間の本能は、

 

楽をしたい
手抜きしたい
さぼりたい

です。人間は常に居心地のいい「快適ゾーン」にとどまりたくなる習性があります。これはいつの時代にも変わることはりません。

ところが一方で、早く成果を出したのは、長続きしないというのも、いつの時代にも変わることのない真実なのです。

スピード達成した人がその達成状態を維持することなく、リタイアするケースが多くみられるのは、人間にとって避けられない「飽きる」という習性がとても強いからです。

なぜ飽きるのか?結論を言いますと、理由はこの3つです。

・短期間で情熱を使い果たす
・万能感にとらわれる
・手段と目的が逆になる

それでは順番に解説していきましょう。

 

スポンサーリンク

短期間で情熱を使い果たす

いわゆる燃え尽き症候群の状態ですね。

成果が出るまではがむしゃらに一生懸命頑張り、生活を犠牲にしただけに、達成してしまうと、達成の喜びと共にエネルギーを使い果たしてしまいます。

特に、短期間で達成するということは、「楽して成功した」というふうに思われがちですが、実際はその期間中、寝る間を惜しんでストイックに必死に努力したケースがほとんどです。

私たちは、夢に向かって一心不乱に努力しているときが、一番快感を得ることができます。達成したいことがあり、それを追いかけているとドーパミンも出ますし、頑張っている自分がたまらなくなります。ランナーズハイに似た感覚です。

これは男性によく見受けられますが、好きな人にアプローチして恋人になった瞬間をピークに、愛情が覚めてしまう人がいます。また、欲しいとずっと思っていた洋服や本なども、購入した途端、肩入れしていた気持ちがすーっと消えていくこともあります。これらの例でわかるように、情熱は「プロセス」の中で燃え上がり、達成の瞬間をピークに冷えてしまうのが現実なのです

 

万能感にとらわれる

万能感とは、自分は何でも知っているし、何でもできる感じがするという感覚のことです。

短期間で何かを達成すると、自信もつきますが、同時に自分への過大評価も増大します。自分ではそうではないと思っても、天狗になったり、周りの人を下に見たりして、頑張った自分を讃え優越感に浸るようになります

そうやって天狗の状態になると、さらに上を目指す、これ以上の努力をする、という気持ちが削がれます。人は「お山の大将」を経験すると、すぐに心地良さを覚え、成長を自ら止めてしまいます。

目標を達成し、収入も上がり、客観的に見ても「稼いでいる状態」を実現すれば、あなたは羨望のまなざしで見られる体験をします。この「うらやましがられる」状態は実に厄介で、一時的に自己重要感を満たし、その状態にとどまりたいと思い続けるのです

逆に、さらに上を目指して挑戦するとなると、またチャレンジャーに戻りますから、せっかく手にした心地よさを手放すことになります。これが嫌になるわけですね。上を目指すことを放棄したときに現れるのが「飽きる」という心の状態なのです

達成したまんまでとどまると、万能感を抱え続けたまま成長は止まり、ゆるやかに(場合によっては一直線に)後退していくことになります。

 

手段と目的が逆になる

例えば今までお金を消せぐ為に一生懸命頑張っていて、人に自慢できる稼ぎを達成することができたとします。そうなると「〇ヶ月で月収〇万円を達成した!」と堂々と宣言することが可能になりますね。

そうなると、「お金を稼ぐ」ことを目的にして努力してきたいたことになります。それは「お金を持っている自分」の価値を高めることであり、「自分自身」の価値を磨くことにはつながりません。お金とは本来、日常生活を幸福に生きるためのツールであり、何らかの人生の目的のために使われるもの。つまり、お金を稼ぐことは手段です

お金を稼ぐことが目的なら、お金を稼ぐために人生になります。そして類は友を呼び、「あなたのお金を目的にした人」が近づいてくるようになってしまいます。

そこで「お金を稼ぐことはあくまで、人生の目的を達成するための手段」であることに気づいたときに、お金のために頑張ってきた自分に「飽きて」しまうことになります

持っているお金の数字を上げるために人生から、世の中に何らかの貢献をするために価値を生み出しお金を受け取るという、パラダイムシフトを迎えるわけです。

 

おわりに

このように、短時間に成果を出すと(稼いでしまうと)、人はその状態に飽きてしまいます。成果を出した分野に愛着が持てなくなっていきます。

なので、地道にコツコツと実績を積み上げた遅咲きタイプの方が、真の実力が身に着き、人格も磨かれ、人生をトータルで考えれば、大きな達成感(目に見える達成も)得られます。

飽きずに継続することにこそ「本物」が出来上がるのです。

 

 

タイトルとURLをコピーしました