何かに挑むのであれば、準備が必須であることは、言うまでもありません。
でも、準備には完璧な理想形はなく、「これでいいのかな」というもどかしさを残しつつ、挑戦の本番に臨むこともあります。
いったいどこまで準備すればいいのか。その問いに対する答えとは?
準備に終わりはない
事前の準備をしっかり行えば行うほど、成功する確度は上がっていきます。
そしてそれは、「本番の期日」が明確な場合に有効です。
たとえば、スポーツの試合の日だったり、受験の日だったり、重要なプレゼンテーションの日だったり、勝負に挑む日が明確に決まっているときには、勝負に勝つために入念に準備を練るのは当然です。
それでも、たとえ準備がしっかりできても、あらゆる勝負事には相手がいることですから、想定外のことは起こりますし、準備が出来ているから100%勝てるという保証は全くありません。
そして、結果がうまくいってもいかなくても、よほどの完璧な内容ではない限り、後になって、ああすればよかった、こうするべきだった、という反省点が、浮かび上がってきます。
準備には終わりはなく、完全完璧に100%準備万端の状態で本番に臨む、ということは、客観的には、ありえないのです。
期日が決まっているイベントに対してすら、100%準備OKということはないということであれば、ましてや、偶然巡ってきたチャンスをつかむとき、というのは、準備が100%でないことは当然です。
自分の都合でチャンスは来ない
準備が万端になってくれるまで、チャンスが待ってくれることはありません。
準備が100%できた!と胸を張った時に、都合よくベストタイミングが訪れることは、ほぼほぼありません。
準備万端だなと、自己分析で実感するまえに、チャンスを掴む決断をしないと、ベストチャンスはあっという間に去っていくのが現実です。
準備万端は永遠にやって来ない。その割り切りができたとき、あなたは決断し、前に進むことができるのです。